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【Logicool G PROワイヤレス レビュー】Logicool Gの"傑作"軽量ワイヤレスゲーミングマウス

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どうも、あぎとろです。

今回はLogicoolから発売されている今やワイヤレスマウスの定番であるLoagicool G Pro Wirelessのレビューをしていきたいと思います。

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Logicool
G PRO Wireless
価格:14,000円(執筆時)

Logicool G Pro Wirelessについて

G PROワイヤレスは、Logicoolから2018年8月23日に発売されてから現在まで、1年半は経ってるのですが、今なおワイヤレスマウスでは高い人気を保ってる。2020年1月28日現在、販売価格は15,302円というマウスとしては高額商品にも関わらず、Amazonレビューが400件を超えている傑作マウスです。 

特徴
  • HERO 16K
  • LIGHTSPEEDワイヤレス
  • 80gの軽量ボディー
  • 機械式ボタン テンショニング システム
  • 左右対称のデザイン

仕様

製品名

G Pro Wireless

メーカー名 Logicool
オンボードメモリ プロファイル×5
メインボタン クリック テンショニング システム
ボタンの耐久性 5000万回
ライティング 約1,680万色のRGBライト
本体デザイン 両手用デザイン
センサー HERO 16K
解像度 100~16,000DPI
最大加速 40G
最大速度 400IPS
ボタン数 4~8(メインボタン×2、ホイールクリック、裏面DPI変更ボタン、サイドボタン2×2)
USBレポートレート 1000 Hz(1ms)
マイクロプロセッサ 32ビットARM
バッテリー持続時間 デフォルト:48時間、ライトなし:60時間
長さ(L)×幅(W)×高さ(H) L125mm × W63.5mm × H40mm
ケーブル長 1.80 m
対応ソフトウェア Loagicool G HUB
重量 80g
カラー ブラック
発売日 2018年8月23日
価格(2020年2月1日Amazon出品価格) 15,300円

G Pro Wireless 開封&内容物チェック

▼Logicoolの黒と青を基調とした高級感のある外箱。

▼背面はこんな感じ。

▼液体から浮かび上がるような、流線形のデザインを強調するデザイン。

▼マウスを取り出すとこんな感じで付属物が梱包されていました。

▼中に入っているもの

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  1. USB充電/データケーブル
  2. クイックスターガイド/2年間無償保証
  3. LIGHTSPEED USBレシーバー
  4. サイドボタン(左×2、右×2)、ボタンカバー(左×2、右×2)
  5. レシーバー延長アダプター

Logicool G Pro Wirelessを詳しく見てみる

▼上から見たらこんな感じです。左右対称デザインで左利きでも使えます。

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▼サイドボタンの数は4~8で調節可能です。

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両サイドにあるボタンは、取り外してボタンカバーでサイドボタンを減らすこともできるし、ボタンカバーを外してサイドボタンを取り付けて増設することもできます。

ただし、現実的にゲーム中に使用可能なのは親指側のボタンのみなので実質的なバインド可能なボタン数は6個となります。

 

▼前面には充電時にMicro USB Micro-Bを差し込む端子があります。

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▼底面にはセンサー部分を挟んで左側にDPI変更ボタン、右側に電源スイッチがあります。

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▼下部の丸いカバーはマグネットで固定されており、取り外すと中にLIGHTSPEED USBレシーバーが収納されています。

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▼LIGHTSPEED USBレシーバーはレシーバー延長アダプターに取り付けます。

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▼レシーバー延長アダプターを充電/データケーブルに接続して使います。

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Logicoolソフトウェア「G HUB」で出来る事

▼G HUBを開くとこの画面になります。他に接続しているLogicoolのデバイスがあればここに並びます。

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▼G PROワイヤレスをクリックするとこの画面になります。この画面ではLIGHTSYNCの設定ができます。

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設定できる項目
  • ライティングの効果
  • 速度
  • 輝度

▼対応するゲームならばゲーム内のコマンドをドラッグ&ドロップでマウスに割り当てる事ができます。割り当てがスムーズにできて便利です。

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▼ゲーム以外にもDiscordやOBSの特定の操作も割り当てる事が出来ます。マウスの場合だと使いにくいかもしれませんが、キーボードなら余ったキーに割り当てるとすごく便利な機能です。

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割り当てられる機能

Discord

  • 自身をミュート
  • 自身を防音する
  • ボイスチャンネルに参加/退出

OBS

  • ストリーミングを開始/停止/切り替え
  • 録画を開始/停止/切り替え
  • バッファーを開始/停止/切り替え/保存
  • デスクトップをミュート/ミュート解除/切り替え
  • マイクをミュート/ミュート解除/切り替え

▼感度(DPI)設定画面です。100~16,000DPIまで設定でき、5個までDPIを前もって設定することができます。

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▼今までの画面の右上にあった歯車マークをクリックするとこの画面になります。ハードウェア関係の設定項目がいくつかあり、特にオンボードメモリモードはこの画面からオンにする必要があります。PS4等で直差しする場合は覚えておきましょう。また、現在の設定でどの程度バッテリーを消費しているか、どれくらい持続するのかを確認できます。サイドボタンをソフトウェア的に停止させることもできます。

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Logicool G Pro Wirelessのセンサー精度

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MouseTesterを使用してセンサー精度を簡単にチェックしてみました。

xCountsがx軸を基準にした最高速度で、Time(ms)が時間、点がマウスの動きに対してセンサーが追従しているかどうからしいです。素早くマウスを振った時の精度を調べてみました

最高速度から折り返すときに若干点がバラついています。少し大きな飛びが目立ちますが、使用上全く問題を感じないことから、この程度のバラつきなら十分許容範囲内であることが分かりました

Logicoool G Pro Wirelessを実際にゲームで使用してみて

使い始めて最初に思ったのは、マウス自体の軽さとコードが無いことによる自由な取り回し。そして、クリックの軽さと返りの良さです。
 
マウス重量が80gと軽量な事に加えてワイヤレスであることにより、有線マウスでは悩みの種になるケーブルの摩擦係数がゼロになることが、マウスの始動の速さと止めの正確さに影響しています。また、クリックの軽さと返りの良さがクリック時の手振れに影響していたり、タップ撃ちのし易さに繋がっていると感じました。これらの要素が特にFPSゲームでは重要な要素であるエイムに好影響を与えているんだと思います。
 
マウスの形状はかぶせ持ちに向いています。重心がど真ん中にあるので非常に操作しやすいです。重心が真ん中にありすぎることと、マウスの側面にすべり止めが無いので、つまみ持ちにはあまり向いていないと感じました。
 

▼G Proの唯一と言って良い不満点であるサイドの滑りの解消を実践してみた記事です。

agitorogadget.hatenablog.com

 

サイドボタンの位置に関しては個人の好みが大きく影響するところがあるので、あくまで個人的な感想なのですが、位置も押し心地もちょうどよい位置にあると思います。僕はマウスのサイドボタンにエイムと並行して行うような動作は割り当てないので、緊迫した場面で少し力んでしまった時でも誤入力してしまわない位置と硬さが好みなんです。このG Pro Wirelessでは丁度よいです。
 
充電間隔はかなり開けても大丈夫だと思いました。1日に6時間程度の使用ならば、充電ケーブルに繋いで充電するのは、週に1度程度で十分でした。Logicoolの無線充電規格のPOWERPLAYに対応しているので、対応するマウスパッドがあれば、それすら必要なくなります。
 
価格は従来のマウスに比べるとやはり高額だと感じます。しかし、購入して実際に使用してみると得られる満足感は高い製品です。さらに、Logicoolの場合2年間の無償保証が受けられることも背中を押す要因になるでしょう。
 
個人的に残念だったのが、マウスホイールのロールが軽くクリック感が無く、加えてマウスホイールのクリックが硬いことです。つまりどういうことかというと、ホイールクリックしようとして力を籠めると、軽いホイールロールが意図せず動作してしまい、誤入力につながってしまいます。
 
また、直前まで使用していたマウスがG502hだったので、ゲームによってはG502hの配置の良い多ボタンが恋しくなることもあります。(ApexLegeds等のキーボード操作が少ないゲームだと問題無かったです。)

まとめ

総じて非常に高いレベルでバランスが取れた、究極に万人向けを実現しているワイヤレスゲーミングマウスだと感じました。
この記事を読んでLogicool G Pro Wirelessが気になったという方は、是非ご購入を検討されてはいかがでしょうか。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。