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【Logicool G512 CARBON GX Blue クリッキー】質感が素晴らしい青軸。このキータッチと音がクセになるフルサイズのゲーミングキーボード

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こんばんは、あぎとろです!

今回はLogicoolから2018年7月5日から国内発売されているゲーミングキーボード「Logicool G512 CARBON GX Blue クリッキー」をレビューしていきたいと思います。

Logicool G512 CARBON GX Blue クリッキーについて

GX Blue クリッキーとは

Logicoolがオリジナルで開発した青軸キースイッチです。キースイッチの性能については後述したいと思います。

2020年2月にG512 CARBONのラインナップに新たに「GX Red リニアスイッチ」と「GX Brown タクタイルスイッチ」が追加され、現在この「GX Blue クリッキースイッチ」と合わせて3種類のキースイッチを選択して購入することが可能になっています。

仕様

Logicool G ゲーミングキーボード G512-CK ブラック メカニカルキーボード クリッキー 日本語配列 LIGHTSYNC RGB G512 Carbon 国内正規品 2年間メーカー保証

製品名

G512 CARBON GX Blue クリッキー

メーカー Logicool
キースイッチ GX Blue クリッキー
アクチュエーションポイント 1.9mm
押下圧 50g
キーストローク 4.0mm
耐久性 7000万回のキープレス
重量(ケーブル除く) 1130g
ケーブル長 1.8m
高さ(H)×幅(W)×奥行(L) 35.5mm×445mm×132mm
接続タイプ/USBプロトコル USB2.0
USBパススルー 有り
インジケーターライト(LED) 2
バックライト 有り(キー単位のRGBライト)
ゲームモード 有り
メディアコントロール 有り
音量コントロール 有り
ライトコントロール LIGHTSYNC
ソフトウェア Logicool G HUB
保証情報 2年間無償保証
価格(2020年2月9日現在Amazon出品価格) 11,968円

Logicool G512 CARBON GX Blue クリッキーを開封&付属品を見ていく

開封

▼外箱はこんな感じです。

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▼箱右上部に選択したキースイッチの表記があります。今回選択したのは「GX Blue クリッキー」。

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▼開けてみると非常にシンプルですね。

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Logicool G512 CARBON GX Blue クリッキーと付属品

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内容物一覧

  1. クイックスターティングガイド&保証書
  2. USBコード(本体/USBパススルー)
  3. G512 CARBON

G512 CARBON GX Blue クリッキーを詳しく見ていく

▼G512 CARBONはフルサイズのみの展開となっています。

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▼表面はマッド仕上げの航空機グレードのアルミフレームが採用されており剛性が高く、質感が非常に良いです。この価格帯のキーボードなら当然ですが、打鍵時のたわみ等は一切なく、底打ちする感覚も非常に気持ちが良いです。

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▼キースイッチが表面に露出しているタイプです。掃除がしやすいので僕は好きです。

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▼キートップはこんな感じです。塗装のムラやバリも無く、サラサラしていて手触りが良いです。

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▼キーボード右上の上面にはUSBパススルーポートが配置されています。

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▼裏面は硬いプラスティック製です。6か所にゴム足が設置されています。

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▼足は立てるか立てないかの2段階調節になっています。足にもしっかりゴムがついていて滑らないようになっています。

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▼横から見るとこんな感じです。

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GX Blue クリッキースイッチについて

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ここでは一般的なメカニカルキーボードに搭載されているいわゆる青軸(MX Cherry Blue)とG512 CARBON GX BLUE CLICKYに搭載されている青軸(GX BLUE CLICKY)の性能を比較していきます。

キースイッチ MX Cherry Blue GX Blue クリッキー(Logicoolオリジナル)
操作スタイル クリッキー クリッキー
押下圧 50g 50g
アクチュエーションポイント 2.2mm 1.9mm
キーストローク 4mm 4mm

 わずかですが、アクチュエーションポイントが浅く設定されていてキーを押し始めてからの反応が早いようです。僅かな反応の差が勝敗を分ける可能性があるFPSやMOBAなどの対人ゲームではGX BLUE CLICKYのほうが優秀と言えるでしょう。

専用ソフトウェア「Logicool G HUB」との連携

 ▼G HUBを導入しているとG512をパソコンに接続するとこのように認識されます。ライティングやキー設定をプロファイル毎に保存してゲーム起動等で自動で切り替えることも出来ます。

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▼LIGHTSYNCの設定画面です。キープッシュ時のアニメーションも設定できます。

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フリースタイルならキー毎にライティングを設定できます。UIは少しわかりづらいかなと感じました。

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▼LIGHTSYNCによるライティングはこんな感じです。

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▼キー・アクション・マクロ等を割り当て可能なキーはF1~F12キーの計12キーです。また、ゲームモードではウィンドウズキー・FNキー・アプリケーションキーに加えて好きなキーを無効かすることが出来ます。

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実際にG512 CARBON GX Blue クリッキーでゲームをしてみて思ったこと

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ApexLegendsをプレイしてみて

キーボード自体の重量が重めなので、プレイ中にキーボードがずれるということはありませんでした。

フルサイズのキーボードなのでテンキー部分が少し邪魔に感じました。

キータッチについてですが、押下圧は適度で、アクチュエーションポイントに到達するあたりでわずかな抵抗と共に「カチッ」という音がします。

ひとつひとつの動作を指の先の感触を通して脳に伝達されるので、画面で確認する前に次のアクションに気を向けられる点で非常に優秀なキースイッチだと思いました。とても忙しく緊迫した場面でも、とても操作が正確になる印象を受けました。また、操作していてとても気持ちが良いです。

正確性という面では、近年人気の銀軸等のアクチュエーションポイントが浅いキースイッチを採用したキーボードと張り合えるのではないでしょうか。

質感が良い

キーボードの表面がアルミ素材で出来ていて、マットな加工がされていてデザインがカッコイイです。また、キー一つ一つの質感も良く、タイプしていて手触りが良く気持ちが良いです。

打鍵音

キータイプするたびにカチッと音がするので、普段使いでその音が気になる人は購入を控えたほうがいいです。ゲームで使用する分にはヘッドホンでゲームの音を聴いていればあまり耳には入ってこないでしょう。

ただし、ボイスチャット相手には丸聞こえなので、ボイスチャットをつないでゲームをする予定がある人は、出来る限り使用を控えたほうがいいと思います。

まとめ

ゲーミングキーボードのスタンダード、新ブランドのゲーミングキーボードには必ずラインナップされる青軸。銀軸・Razer 黄軸・SteelSeries OmniPointなどの1.2mm以下のキーが出てからはどうしてもアクチュエーションポイントの深さや、癖が強い打鍵音が気になってしまいますが、入力の正確性においては勝っているので、使いこなしたときのポテンシャルよりも正確性による成績向上を狙うのであれば、十分選択肢に入ってくるのではないでしょうか。

今回はGX Blue クリッキーを採用したG512 CARBONをレビューしてきましたが、前述したとおりG512 CARBONには「GX Blue クリッキー」「GX Red リニア」「GX Brown タクタイル」と好みに合わせられる三つの選択肢があるのも魅力です。

滑らかなキーストロークと小さな打鍵音が好みならば赤軸風のGX Red リニア、リニアとクリッキーの中間の打鍵感かつ、静穏性に優れたGX Brown タクタイルを選択すると良いでしょう。

▼今回レビューしたG512 CARBON GX Blue クリッキー

▼柔らかいキーストロークと優れた静穏性のGX Red リニア

▼高い静穏性とGX BlueとGX Redの間に位置する打鍵感のGX Brown タクタイル