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【Xtrfy M4 RGB レビュー】カラバリ豊富でデザインと性能を兼ね備えた、エルゴノミクスデザイン軽量ゲーミングマウスの新基準

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どうも、あぎとろです。

今回はXtrfyから2019年9月5日より発売されている軽量ゲーミングマウス「M4 RGB」のレビューをしていきたいと思います。

 

Xtrfy M4 RGBについて

Xtrfy M4 RGBは被せ、掴みプレイヤーにとっての軽量マウスの新たなスタンダードになりうるマウスです。これまでのXtrfyの硬派なイメージを塗り替えるかのような、ハニカム構造やライティング、カラーバリエーションの豊富さで幅広いニーズに対応する覚悟が見て取れます。

特徴
  • 超軽量構造
  • 右手用エルゴノミクスデザイン
  • Pixart 3389センサー採用
  • Xtrfy EZコード
  • 5種類のカラーバリエーション

仕様

製品名

M4 RGB

メーカー名 Xtrfy
本体デザイン 右手用・エルゴノミクス、特許出願中
メインボタン Omron 20M(OF)
ボタンの耐久性 2000万回
センサー Optical Pixart 3389
解像度 400/800/1200/1600/3200/4000/7200/16,000DPI
ポーリングレート設定 125/500/1000 Hz
IPS 400
最大加速 50G
ボタン数 6(メインボタン×2、ホイールクリック、裏面DPI変更ボタン、サイドボタン×2)
長さ(L)×幅(W)×高さ(H) L120mm × W56~68mm × H39mm
重量(ケーブル抜き) 69g
ケーブル長 1.8 m Xtrfy EZcord
マウスソール PTFE(テフロン)
オンボードメモリ 無し
ライティング

調整可能なRGB

カラー ブラック/ホワイト/レトロ/マイアミブルー/ピンク
保証 1年間(日本国内)
発売日 2019年11月15日
価格(2021年5月11日Amazon出品価格)

9,295円(ホワイト)

※カラーによって価格が少し変わる

M4 RGB 開封&付属品チェック

開封

▼外箱はこんな感じです。Xtrfyは黒と黄色がテーマーカラーみたいですね。

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▼裏面と側面はこんな感じです。

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▼Xtrfyおなじみの"Designed in SWEDEN"。

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▼箱をパカッと開きます。この瞬間がワクワクして好きです。

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▼なんかキートップついてきた。

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M4 RGBと付属品

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  1. M4 RGB本体
  2. 予備のソール
  3. Xtrfyオリジナルキートップ
  4. ステッカーと取扱説明書

付属品から見てみる

▼予備のソールが最初からついてるのはかなり親切ですね。

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▼オリジナルキートップ。Xtrfyのファングッズですね。塗装の品質は余りよくないと思います。選んだマウスのカラーによって変わるらしいです。白いキーボードならESCとかGキーにつけてみても面白いかもしれませんね。

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▼DPI設定の早見表です。変更ボタンを押すごとにLEDの色が変わって今どのDPIになっているか確認できるようになっています。ちなみに一周すると点滅して教えてくれますので値だけ覚えておけば表が無くてもDPIはわかります。

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Xtrfy M4 RGBを詳しく見てみる

外観

▼上から見たらこんな感じです。"エルゴノミクスデザインといえばこの形"ともいえる形をしてます。しかし、この形をしたマウスは見たこと無いかもしれないです。中央にあるのはイルミネーション調節ボタンです。

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▼裏面はこんな感じです。センサーの左にDPI調節ボタン、センサーの下側にポーリングレート設定スイッチがあります。ソールはとてもサラサラしていてフチは角が取られているので滑り始めの速さが想像できます。

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▼前からと後ろから見たらこんな感じです。人差し指側が上がっていて、おしりの小指側がなだらかに落ちているので、かぶせ持ちをした時に、机に自然に手を置いた時の手の傾きにかなり近い持ち方が出来ます。

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▼左右から見たらこんな感じです。左側がマウス中央付近が若干くびれています。右側がすこし膨らんでいます。サイドボタンは2個あります。

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▼ケーブルの長さは1.8m。"Xtrfy EZcord"というらしく、極めて柔らかいコードが少しふわっとした布に包まれています。

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DPIの設定方法

▼ボタンを押すたびにこのように色が変化していく。1枚目が400 DPI(初期)。2枚目が800 DPI(1回押す)。3枚目が1600 DPI(3回押す)。

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▼既出ですが対応表

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イルミネーションの設定方法

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イルミネーションの変更

①イルミネーション変更ボタンをクリックすると、エフェクトオフを含めた10種類を順番に入れ替えます。

イルミネーションのカスタマイズ

M4ではなんと用意されているイルミネーションのエフェクトに使用されている色・明るさ・スピードをカスタマイズすることが出来ます。

カスタマイズ内容は現在選択しているカラーエフェクトに適応され保存されます。

カラー変更 → ①イルミネーション変更ボタン + ③右クリック

明るさ変更 → ①イルミネーション変更ボタン + ④or⑤サイドボタン(④で+、⑤で-)

エフェクトの速度変更 → ①イルミネーション変更ボタン + ②左クリック

 

Xtrfy M4 RGBを実際にゲームで使用してみて

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手のスペックと持ち方

手長(手首のしわより):189mm
手掌長第1指:80mm
手掌長第2指:105mm
手掌長第3指:110mm
 
第1指長:70mm
第2指長:75mm
第3指長:80mm
手幅:89mm
 
項目名や測り方は以下のサイト様より
 
▼かぶせ持ち
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センシ

19cm程度(ややローセンシ)

初めて触った感じ。

まず、箱から取り出した時に思ったのは「軽っ!」でした。今まで使用してきたマウスではG Pro wirelessが80gと最も軽量で、次点でG Pro 有線の83g(ケーブル含まず)でしたから、M4の69g(ケーブル含まず)は衝撃的でした。箱には71gと記載があるが実測値は69gでした。たった11gそんなに変わらないだろうと思うかもしれませんが、一円玉11枚分って想像して貰えれば結構違いがあるのが分かると思います。
 
表面はマット加工されていて、ハニカム構造なので通気性が良く、ラバー加工などされていないのに不思議と滑らないです。
内部は水分や粉じんに対して効果のあるコーティングをしていると謳われていますが、あまりにも手汗凄い人とかは使用に抵抗を感じるかもしれません。汚れを拭く時は除菌用のアルコールティッシュなどを使用した方が良いでしょう。
 
特許申請中というエルゴノミクスデザインの左右非対称の形状は、僕の手の大きさだと「かぶせ持ち」をした時に「中指の付け根から手首にかけて一本線が通っていて、手のひらの右半分と親指で挟み込む」感じになります。感覚としては左クリックに使用する人差し指を動かす筋肉がフリーになる感覚がとても気に入っています。かぶせ持ちのプレイヤーにとっては最適解の一つとなり得るマウスだと感じました。
 
ケーブルは柔らかく摩擦係数を減らす工夫がされていて、取り回しがとても良いです。僕は同時に購入したマウスバンジーを使いたくて、マウスバンジーを使っているのですが、ケーブルにテンションが掛からない環境であれば、マウスバンジー無しでも問題ないと思います。
 
ホイールのロールやクリックにクセがないので、操作ミスなど無く問題なく使えました。
 
メインボタンのクリック感は、Logicoolの製品に採用されているメカニカルテンションスイッチに慣れていると使いはじめは違和感があると思います。
具体的にいうとクリックに少し遊びがあって戻るのが僅かに遅いです。Logicoolの軽くて戻りの早いスイッチが優秀過ぎるだけで、これが普通なんだと思います。
 
専用ソフトなしでDPIやポーリングレートが変更できます。裏面に配置されているスイッチで切り替えるので面倒な操作がありません。サイドボタンはゲーム側で自動で認識してくれます。
 
センサーが最新のものではないものの、最大加速度50G・IPS400・ポーリングレート1000対応・DPI400〜16000と、高性能かつ安定したものが使われています。この点も個人的には高評価です。何故かというと、センサーはこの位水準が上がってしまえば、少し位性能が変わったところで体感出来る程ではないほど進化しています。なので、より安定したバージョンを採用してくれた方が製品としての完成度が高まると思っているからです。実際にゲーム中の挙動も全く問題なくスムーズに反応していました。
 
同じくXtrfyから発売されているマウスパッド「GP1」との相性が良い。僕が直前まで使用していたSteelSeries QcK Heavyよりも滑りが良いマウスパッドで、超軽量なM4の動き出しをさらに軽くしてくれた印象です。新品のQcK Heavyも同時に購入していたのですがGP1が良過ぎて予備に回してます。それくらいこの組み合わせ気に入ってしまいました。
 
ゲームプレイには関係ないですが、カラーバリエーションが豊富なのもニーズに応える為には有利なのかなと思いました。僕はライティングが映えるのが白かなと思ったのでホワイトを選択しましたが、マイアミブルーとピンクも気になりました。また、前述したとおり専用ソフトに頼らない豊富なライティング調節機能があるのも特徴の一つです。

まとめ

最後に良かったところとイマイチなところを箇条書きにしてまとめていきます。
 
良いと思ったところ
  • かぶせ持ちユーザーにとっては最適解となりうる形状
  • 超軽量
  • 予備のソールが付属している
  • 多彩なカラーバリエーション
  • 綺麗なイルミネーション
 
イマイチなところ
  • メインボタンのクリック感が若干ゆるい。Logicoolのマウスで採用されているようなカチッとした押下圧が均一で軽いボタンと比べると押した時の感覚が均一ではなく少し遊びがある。
  • DPIは用意されているものから選ぶ必要があるので、これまでのマウスで細かくDPIを調節していた人はゲームごとに設定しなおす必要がある。
  • 汎用のソールが使えないのでカスタマイズの幅は若干狭い。
  • 表面にライティング変更ボタンがあるので少し不格好。
総合的に見て神マウスといって良いです。軽量ならFinalmouse Ultralight2 Cape TownやCooler Master MM710などさらに軽いマウスなら幾つかありますが、どれも小さく左右対称マウスです。そうなると、ライバルとなるのはG-Wolves Skoll SK-LL Aceですが、こちらは超定番マウスのZOWIE ECシリーズと同じ形状のリサイズなので、ECが合わなかったのならば適度な大きさと形状のM4一択となるでしょう。

右利きであれば大抵フィットするであろう形状と軽さが本当に素晴らしいです。軽量なので滑りが良く止まりやすいので、力を抜いてマウスを操作出来ます。反応に対して素直にマウスが動いてくれます。フリックも細かいエイムの追従もとてもやり易く精度も高くなりました。しかもカラーバリエーション豊富でイルミネーションも綺麗で優秀なセンサーも積んでいてスイッチ関連も問題無く使える。「あれ?これは神マウスなのでは?」 
 
▼このマウスを使い始めてから1週間位でApexLegendsで初めて2000ダメージ出た!

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ゲームヘタクソおじさんでもこんなにダメージ出るんですね。本当にM4がしっくりきてて、勿論練習等はしていましたが、細かいリコイルやピースキーパーのフリックショット等、面白いくらい当たって、こんなに思い通りに敵を倒せるもんだと感動しております。
 
この記事を読んでXtrfy M4 RGBが気になったという方は、是非ご購入を検討されてはいかがでしょうか。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。