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【Logicool G502 HERO レビュー】ゲームも作業も快適にこなせる、多ボタンゲーミングマウスの定番

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どうも、あぎとろです。

今回はLogicoolから2018年10月18日より発売されている多ボタンゲーミングマウス「G502 HERO」のレビューをしていきたいと思います。

Logicool G502 HEROについて

G502 HEROはメインボタン二つとホイールクリックを含んだ合計11個のプログラム可能なボタンが魅力の左右非対称ゲーミングマウスです。

特徴
  • 左右非対称
  • 計11個のプログラム可能なボタン
  • チルトホイール搭載
  • HERO 16Kセンサー採用
  • 3.6g × 5のウェイトで重量と重心をカスタマイズ可能

仕様

Logicool G ゲーミングマウス G502RGBh ブラック usb 有線 ゲームマウス 多ボタン HERO16Kセンサー LIGHTSYNC RGB G502 Hero 国内正規品 2年間メーカー保証

製品名

G502RGBh

メーカー名 Logicool
本体デザイン 右手用・エルゴノミクス
オンボードメモリ 有り(プロファイルを3個まで保存可能)
ボタンの耐久性 5000万回
センサー HERO 16K
解像度 100~16000 DPI
ポーリングレート設定 1000 Hz
IPS 400
最大加速 40G
ボタン数 11(メインボタン×2、ホイールクリック、ホイールチルト×2、Gボタン×6)
長さ(L)×幅(W)×高さ(H) L132mm × W75mm × H40mm
重量(ケーブル抜き) 121g
ケーブル 編込ケーブル
ケーブル長 2.1m
ライティング

LIGHTSYNC

カラー ブラック
保証 2年間
発売日 2018年10月18日
価格(2020年3月3日Amazon出品価格)

9,373円

▼今回レビューしている有線版はこちら

▼ワイヤレス版はこちら

G502 HERO 開封&付属品チェック

開封

▼外箱はこんな感じです。Logicoolのいつも通りの青と黒の組み合わせのデザインです。やっぱりこのカラーに惹かれる所あります。

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▼外箱裏面はこんな感じです。

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▼外箱の側面はこんな感じです。

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G502 HEROと付属品

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  1. G502 HERO本体
  2. ウェイト
  3. 取扱説明書と保証書

付属品から見てみる

▼このマウスの大きな特徴と言って良いウェイトです。収納用のケースもついているので、使わないときはこのケースに収納して保管することが出来ます。

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▼金属製のウェイトはすべて3.6gで同じ形状です。

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Logicool G502 HEROを詳しく見てみる

外観

▼上から見たらこんな感じで、形状は左右非対称です。上から見ても親指を乗せる部分が出っ張ってるのが分かります。右側はあまりくびれていません。

 

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▼裏面はこんな感じです。面積が広いソールが特徴的です。

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▼前からと後ろから見たらこんな感じです。人差し指側が上がっていて、小指側が下がっています。メインスイッチの形状が独特で、左クリックがへこんでいます。なので丁度良い所でクリックしないとなんか変な感じするんですよね。逆に言えば、へこんでいるので持った時に自然に人差し指がへこみ部分に来ます。

おしり側はシンプルに卵型の形状です。極端に落ちてもいません。

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▼左右から見たらこんな感じです。左右どちらもラバー加工されています。親指側の下部分が極端に出っ張っていて親指を置いて使う事が出来ます。右側はあまりくびれてはいませんが滑らないので塩梅は良いです。

横から見た形状は綺麗な流線形になっていて、マウス中央が最高地点になっています。

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サイドボタンを詳しく見ていく

▼マウス上部分に配置されているボタンです。

ホイールはチルト機構搭載で左右に倒すことでサイドボタンとして使用でき、専用ソフト"G HUB"での割り当ても可能です。ホイールの下にあるのはホイールのカチカチとスムーズを切り替えるボタンです。もう一つ下のボタンは割り当て可能ボタンとして使用可能です。

左メインスイッチの左にある2つのボタンも割り当て可能ボタンです。クリック感も強く、誤クリックすることは無いです。

 

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▼マウス横の親指周辺の3つ配置されていて、G4・G5ボタンはクリック感が強いので誤クリックは少ないです。若干ボタンに傾斜がついていて、親指を上に持ち上げてクリックすることを想定して配置されています。

また、左側に配置されている"ダウンシフトボタン"は専用ソフト"G HUB"を使用して割り当てを変更することも出来ます。

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ウェイトを取り付けてみる

▼マウス裏面のカバーはマグネットで固定されており、簡単に開けることが出来ます。プレイ中に取れたりガタついたりはしません。

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▼溝に付属のウェイトをパズルのようにはめ込むことで重量と重心をカスタマイズすることが出来ます。

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専用ソフトウェア"G HUB"との連携

LIGHT SYNC

 ▼設定画面はこんな感じです。プライマリもロゴも選べる効果は同じで、オプションを弄るとライティングをカスタマイズすることが出来ます。

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▼実際に光らせるとこんな感じです。左側の棒が並んでるところは選択しているオンボードプロファイルを表すインジケーターになっています。また、オンボードプロファイルがオフになっている場合は設定されている感度(DPI)によって変わります。

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割り当て

▼割り当て画面はこんな感じです。左がデスクトップの割り当て画面で、右がゲーム"ApexLegends"の割り当てです。ゲーム内のコマンドがG HUB内に容易されており、感覚的に割り当てをすることが出来ます

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感度(DPI)の設定

▼感度(DPI)の設定画面はこんな感じです。最大5つ設定でき、ゲーム内で設定したDPI変更ボタンを使用することでゲーム中でもDPIを5種類使い分けることが出来ます。

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ダウンシフト

▼また、G502 HEROには"ダウンシフト"ボタンが配置されており、ボタンを押している間は黄色の◇のマークがついた感度(DPI)へ変更することが出来ます。スコープ感度によって感度設定ができないゲームに対応したり、作業によって一時的に感度が高いほうが良い場合などに有効な操作です。

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Logicool G502 HEROを実際にゲームで使用してみて

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手のスペックと持ち方

手長(手首のしわより):189mm
手掌長第1指:80mm
手掌長第2指:105mm
手掌長第3指:110mm
 
第1指長:70mm
第2指長:75mm
第3指長:80mm
手幅:89mm
 
項目名や測り方は以下のサイト様より
 
▼かぶせでも掴みでも行けそうです。
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センシ

19cm程度(ややローセンシ)

プレイしたゲーム

プレイしたゲームはいつも通りバトルロワイアルFPSゲーム"ApexLegends"です。僕このゲームしか出来ないんです。
 
サイドボタンにはホイールチルトにリロード、人差し指側の二つのボタンに殴りとアイテムを拾うを、親指側はダウンシフトボタンにグレネード、二つのボタンには武器収納と回復アイテム使用を設定しました。
 

感想

持ってまず思うのは、マウスの両側面にラバー素材が配置されているので滑りにくいのが好印象です。
 
特徴的なのは左側が飛び出しているところですね。親指に力を入れていなくてもマウスパッドに擦れることがないのでとても良いです。
 
お尻側はキレイな卵型になっているので、かぶせで持つと人差し指と中指の関節の間すこし下あたりが中心になって支えることになります。
 
また、前述した通り左右に配置されているラバーと親指部分の突起のおかげで、細かいエイム動作をする際に正確性の向上や力みの防止効果がある様に感じます。
 
気になったのは左メインボタンと右メインボタンの形状が大きく異なることです。左メインボタンが内側に向けて大きく湾曲していて凹んでいます。必然的に凹みの頂点に指が吸い込まれてクリック位置が固定されてしまいます(その他の部分をクリックしようとすると若干クリックの重さが変わる)。人によってはクリックする位置を変えたい人もいると思うので、該当しそうな人は実物を確認したほうが良いと思います。
 
メインボタンのクリック感は良好でLogicoolのマウスの特徴である軽く反発の良いメカニカルスイッチがとても押しやすいです。
 
チルトホイールは画期的で、操作もし易く汎用性も高いのですが、機構の関係上マウスを振った時や持ち上げて下したときにガタつきが音が鳴るため結構気になります。
 
サイドボタンは押しやすい位置にあり、クリック感が強いので誤クリックも少ないです。ボタン数は最近のゲーミングマウスの中では多く配置が良いのでは無いでしょうか。このG502 HEROを選択する大きな要因になり得ると思います。
 
センサーもIPS400・最大加速40・ポーリングレート1000・感度(DPI)100〜16000と文句無しでしょう。正直多少の変化じゃ体感出来ないレベルに到達していると思いますが、数値で見ると安心します。
  
専用ソフトはG HUBでライティング・割り当て・DPIが変更できます。良くも悪くもG HUBと言う感じですが、割り当ても対応ゲームが幅広くゲームを起動しなくてもゲーム内のコマンドを確認しながらスムーズに割り当てが出来るのは結構好きです。
 
僕の場合、重量はかなり重く感じました。特に、マウスの動き出しや止めるのに必要な力が大きく、少しエイムがやり辛く感じました切り返したりジャンプしたりした敵への反応が遅れてしまい少しやり辛いなと感じました。また、少し長い時間プレイすると手首が疲れてしまいました。感度が低いと操作量が増えるので低感度には向いてないかもしれません。
 
ウェイトはただでさえ重いのにこれ以上重くすることは考えられなかったので実用できませんでした。この機構を排除して更に他の部分も軽量化して有線で良いんで80gを下回れれば神マウス生まれると思うんですが、どう思いますか?

まとめ

最後に良かったところとイマイチなところを箇条書きにしてまとめていきます。
 
良いと思ったところ
  • かぶせ・つかみ持ちに適したバランスが良い形状
  • 左右のラバーの質感が良い
  • Logicoolマウス特有のメカニカルスイッチが良い
  • ボタンの配置・硬さ・形状が良い
  • チルトホイールの使い勝手が良い
  • センサーは必要十分で不便を感じない
 
イマイチなところ
  • 重い
  • チルトホイールがガタつくのが気になる
  • ウェイト調節機能の使い道が無い
”僕から見てイマイチ”な所が許容できるのであれば、多ボタン系マウスとしては最高の部類にあるマウスだと思います。良かったと思うところの方が圧倒的に多いですしね。ただ、僕にとっては"重い"というただ一点で使えませんでした。(といってもこのマウスで数カ月はプレイしているんですが)
 
Logicoolさんまじで頼むからG502 HEROの軽量版を発売してくださいお願いします。
 

無線版は7g軽量化されてますが50歩100歩だし更に乗せれるウェイトが増えてることから、このマウス自体重量級が好きな人に向けて作ってるってのはわかってるんですが、現在の軽量マウスに多ボタンのラインが存在しないので、この形状で軽量化出来れば必ず売れると思うんですけどね…。

 
僕の要望はともかく、G502 HEROは多ボタン・重量級マウス・重心までこだわる人におススメできる良マウスだと思います。
 
また、ワイヤレス版も新たに発売されており、お値段は張りますがワイヤレスにこだわりたい方はそちらを選択しても後悔が無いかと思います。
 
この記事を読んでLogicool G502 HEROが気になったという方は、是非ご購入を検討されてはいかがでしょうか。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。

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