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【Razer DeathAdder Elite レビュー】大型のエルゴノミクスデザインゲーミングマウスの大ヒット作

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どうも、あぎとろです。

今回はRazerから発売されている右手用エルゴノミクスゲーミングマウス「Razer DeathAdder Elite」のレビューをしていきたいと思います。

Razer DeathAdder Eliteについて

IE3.0クローンでありライティングの格好良さが話題となってヒットし、数年ごとにマイナーアップグレードを繰り返して、ゲーミングマウスのスタンダードとしての地位を確立しています。2020年1月末に"Razer DeathAdder V2"という後継機が発売されました。どうして今更旧バージョンのレビューをするかというと、とてもコスパが良いからです。ハイスペックなゲーミングマウスにも関わらず新バージョンと比べて50%ほどの価格なのはかなりお得です。

ということで、どんな感じか見ていきましょう。

特徴
  • 右手用エルゴノミクスデザイン
  • Razer 5G Optical Sensor
  • ラバー製のサイドグリップ
  • ソフトウェア"Razer Synapse"との連携
  • 1,680万色のカラーオプション
  • 高いコストパフォーマンス

仕様

Razer DeathAdder Elite エルゴノミック ゲーミングマウス【日本正規代理店保証品】RZ01-02010100-R3A1

製品名

DeathAdder Elite

メーカー名 Razer
本体デザイン 右手用・エルゴノミクス
カラー ブラック
メインスイッチ Razer メカニカルマウススイッチ
ボタンの耐久性 5000万回
センサー Razer 5G Optical Sensor
解像度 100~16,000DPI(100きざみ)
ポーリングレート設定

125 / 500 / 1000 Hz

IPS 450
最大加速 50G
ボタン数 7(メインボタン×2、ホイールクリック、DPI変更ボタン×2、サイドボタン×2)
長さ(L)×幅(W)×高さ(H) 127mm × 70mm × 44mm
重量(ケーブル抜き) 105 g
ケーブル長 2.1 m
マウスソール 非公開
オンボードメモリ 有り
ソフトウェア Razer Synapse
ライティング

1,680万色のカラーオプション RAZER CHROMA

保証 2年間(日本国内)
発売日 2016年12月9日
価格(2020年4月19日Amazon出品価格)

4,980円

Razer DeathAdder Elite開封&付属品チェック

開封

▼外箱の表と裏はこんな感じです。黒と明るい緑はもはやRazerの代名詞といっても良いですね。僕も初めてのゲーミングマウスは前の世代のDeathAdderでした。

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DeathAdder Eliteと付属品

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  1. DeathAdder Elite本体
  2. 取扱説明書
  3. ステッカー

DeathAdder Eliteを詳しく見てみる

外観

▼上から見るとこんな感じです。かなり大きなマウスで、中腹にくびれがあります。

メインクリックは軽く浅い感じでクリック感は強めです。ホイールはロールが軽く、クリックが固いです。

ホイールの手前にDPI変更ボタンが配置されていますが、後述するソフトウェアを利用してキーボードの機能を割り当てる事でゲーム中のキーコンフィグでアクションを割り当てる事も可能です。

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▼裏面から見るとこんな感じです。特筆することもないですね。

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▼前からと後ろから見たらこんな感じです。親指側がかなり高くなっていて、小指側が落ちています。

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▼左右から見たらこんな感じです。指を置く部分にラバーが配置されています。サイドボタンは大きめでクリック感が強いです。

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▼IE3.0クローンの形状は手の大きささえ合えばフィットする形状です。

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▼ケーブルは布製で柔らかいです。

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▼光らせるとこんな感じです。

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他のマウスと並べてみる

今回用意したのは左から"SteelSeries M4 RGB" "ROCCAT KONE  PURE ULTRA" "Razer DeathAdder Elite" "Logicool G PRO WL"。別の記事でも同じ画像使いましたが、用途は一緒なので使いまわしています。

エルゴノミクスデザインのマウスを集めてみました。G PRO WLは左右対称ですが無線・軽量で人気の高いマウスなので特別参加です。

▼高さを比較。

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▼長さを比較。

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DeathAdder Eliteはかなり大きい部類のマウスであることが分かると思います。

 

▼記事内に登場したマウスの一部は当ブログでもレビューしています。興味があればご覧ください

agitorogadget.hatenablog.com

 

agitorogadget.hatenablog.com

 

agitorogadget.hatenablog.com

ソフトウェア"Razer Synapse"

"マウス"タブの"カスタマイズ"・"パフォーマンス"・"照明"の項目はプロファイル毎に設定することが出来ます。また、プロファイルは"プログラムをリンク"にチェックボックスを入れることでアプリケーションと紐づけすることで、アプリケーション起動時にプロファイルを自動的に切り替えるように設定出来ます。

キーバインドを設定できます。キーボードのキーやアプリケーション起動・マクロ等様々なものが設定出来ます。

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▼ここでは感度(DPI)・加速・ポーリングレートを設定できます。

感度は100~16000の間で100刻みで設定できます。ポーリングレートは125 / 500 /1000Hzから選択できます。加速はゲームで使用するのであれば0でOKです。

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ライティングの種類と輝度を設定出来ます。

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▼ここではリフトオフレンジを設定出来ます。リフトオフレンジとはマウスを持ち上げたときに反応する距離です。

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マクロを編集できます。

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CHROMAアプリとの連携画面です。

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Razer DeathAdder Elitを実際にゲームで使用してみて

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プレイしたゲーム

"Apex Legends”です。

手のスペックと持ち方

手長(手首のしわより):189mm
手掌長第1指:80mm
手掌長第2指:105mm
手掌長第3指:110mm
 
第1指長:70mm
第2指長:75mm
第3指長:80mm
手幅:89mm
 
項目名や測り方は以下のサイト様より
 
▼僕の握り方

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センシ

17cm程度(ミドルセンシ)

表面の触り心地

掌が触れる部分は少しザラついています。親指側と小指側に配置されているラバーはグリップ十分です。手汗をかくと少しぬめる感じがあります。

握り心地

僕の手のサイズでは少し大きく感じてしまいます。
マウスを掴んだり摘まんだりするというよりかは、マウスの上に手を置くというイメージで持つとしっくりくる感じです。メインボタン部分が本体の斜面に沿って湾曲しているので中指のおさまりがかなり良いです。

持ち方

▼左から「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」

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基本的には「かぶせ持ち」と「つかみ持ち」に向いているマウスだと思います。

ケーブル

布ケーブルで柔らかく、接続部分は高めになっているのでマウスバンジーを使えばマウスパッドへの摩擦は少ないです。

メインボタン

クリックが浅く柔らかいので入力までの速度は早めだと思います。

ホイールと各ボタン

ホイールはロールが柔らかく、クリックが固いです。僕は柔らかいほうが好みなのでマイナスの印象です。
サイドボタンの位置が低く大きい為、親指に力を入れると触れてしまい誤操作が多発してしまいました。僕の親指が少し幅広で大きいためだと思うのですが、ゲームプレイが安定しないのでこれは致命的でした。

ソフトウェア

 殆どの設定が可能で文句なしだと思います。多機能が故にソフトウェアの安定性はあまり良くないかもしれません。
 

まとめ

最後に良かったところとイマイチなところを箇条書きにしてまとめていきます。

良いと思ったところ

  • 被せ・掴み持ちユーザーにフィットしやすい形状
  • サイドのラバーによるグリップ
  • クリックの軽さと浅さ
  • 低価格

イマイチなところ

  • 標準的な手の大きさの人にとっては大きすぎるサイズ
  • サイドボタンの位置が低い為、親指のポジションによっては誤操作し易い
  • 使い込むと再度のラバーが剥がれてくる
手が大きくてエルゴノミクスデザインの右手用マウスを探しているなら選択肢に入ってくるんじゃないでしょうか。上下の視点移動やリコイル制御がほとんど必要ないゲームをプレイする場合は十分お勧めできるマウスだと思います。
なんといっても、センサーやボタンの性能に対して価格が安価なので、手にフィットしたときのコストパフォーマンスは高いです。
 
注意点。手が標準サイズ以下の人にとっては大きすぎるマウスだと僕は思います。大きいマウスだと指を使って細かくコントロールするのが難しいので、ApexLegends等の敵体力が多く倒すまでに時間が掛かり、リコイル制御で細かく下に下げる動作を長く行う必要があるゲームには向いていないです。
僕の持ち方や親指の大きさだと、細かい下げる動作を無理やり指で行おうとするので親指と付け根の角度が付いてしまい、大きなサイドボタンに干渉する感じで誤操作に繋がってしまいました。
 
この記事を読んで"Razer DeathAdder Elite"が気になったという方は、是非ご購入を検討されてはいかがでしょうか。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。