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【HyperX Pulsefire Haste レビュー】ハニカム構造、大型超軽量ゲーミングマウスの新定番

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どうも、あぎとろです。

今回はHyperXから2021年2月1日より日本国内で発売されているゲーミングマウス「HyperX Pulsefire Haste」ご提供頂いたのでレビューをしていきたいと思います。

HyperX Pulsefire Hasteについて

HyperX Pulsefire Haste

特徴
  • 超軽量六角シェルデザイン。重量59g
  • HyperFlex USBケーブル
  • TTC Golden防塵マイクロスイッチ
  • ピュアバージングレードのPTFEソール
  • グリップテープ付属
  • Hyper X NGENUITYソフトウェアによるカスタマイズ
  • Pixart 3335センサー搭載
  • レスポンシブな分割ボタン設計

仕様

HyperX ゲーミングマウスPulsefire Hasteゲーマー向け 超軽量六角シェルデザイン 59グラム 2年保証 HMSH1-A-BK/G

製品名 Pulsefire Haste
メーカー名 HyperX
本体デザイン 左右対称
カラー ブラック
スイッチ TTC Golden防塵マイクロスイッチ
ボタンの耐久性 6000万回
センサー Pixart 3335
解像度 200~16,000 DPI(50刻み)
ポーリングレート設定 125 / 250 / 500 / 1000 Hz
リフトオフディスタンス 1mm(実測0.7~0.8mm)
IPS 450
最大加速 40G
ボタン数 6(メインボタン×2、ホイールクリック、サイドボタン×2、DPI変更ボタン)
長さ(L)×幅(W)×高さ(H) 124.2 mm × 66.8 mm × 38.2 mm
重量(実測値) 59g
ケーブル HyperFlex USBケーブル 1.8m
マウスソール 100% PTFE製ソール
ソフトウェア HyperX NGENUITY
ライティング RGBライティング
接続方式 有線形式
保証 2年間
発売日 2020年2月1日
価格(2021年2月1日Amazon出品価格) 5,980円

HyperX Pulsefire Haste開封&付属品チェック

開封

▼外箱の表と裏はこんな感じです。

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▼側面はこんな感じです。

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▼梱包はこんな感じです。

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HyperX Pulsefire Hasteと付属品

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  1. HyperX Pulsefire Haste本体
  2. グリップテープ&予備ソール
  3. テクニカルガイド&ウェルカムシート

主要な付属品を見ていく

テクニカルガイド

▼インストール方法やソフトウェア「HyperX NGENUITY」への案内が記載されています。

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グリップテープと予備マウスソール

グリップテープは表面が六角のテクスチャーになっています。

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▼ソールは初期から張り付けられているものとは別に同じものが1セット付属します。水色はテフロンの表面を保護するためのテープです。

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HyperX Pulsefire Hasteを詳しく見てみる

外観

▼前と後ろから見るとこんな感じです。

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▼左右から見るとこんな感じです。

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▼表と裏はこんな感じです。

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重量測定

▼公式では59g。通常とグリップテープを張り付けた後でそれぞれ計測してみました。

通常は実測値60gで、グリップテープを全て張り付けると61gでした。

ケーブルの先端の重量も入ってると考えれば重量はかなり抑えられています。グリップテープの重量が思ったより軽いのが嬉しい。

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ソフトウェア HyperX NGENUITY

インストール

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ダウンロード:

http://hyperxgaming.com/ngenuity

 

割り当て

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基本的な設定が行えます。左下のダイヤルマークをクリックすることで遷移可能です。インストール直後の初回起動時にもこのページが表示されます。

とりあえずLanguageからプルダウンで日本語を選択しましょう。

ライト

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ライティングの効果・不透明性・色・速度を変更することが可能です。

ボタン

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ここではプログラム可能なボタンを選択して割り当てを行えます。

キーボードの機能・マウスの機能・マルチメディア・マクロ・Windowsのショートカット・無効から選んで設定可能です。

センサー

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ここではDPI設定を行うことが出来ます。

複数のレベルを設定しておけば、DPI変更ボタンで瞬時にDPIを変更することが出来ます。

プリセット

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ここでゲームを紐づければゲーム起動時に自動でプロファイルを切り替えることが出来ます。ゲーム毎にプロファイルを分けたい人にとってはとても便利な機能です。

HyperX Pulsefire Hasteを実際に1週間ゲームで使用してみて

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プレイしたゲーム

Apex Legends・Call of Duty : Black ops Cold Warです。

使用したマウスパッド

Artizan 零 SOFT XL / BenQ G-SR-SE

手のスペックと持ち方

手長(手首のしわより):189mm
手掌長第1指:80mm
手掌長第2指:105mm
手掌長第3指:110mm
 
第1指長:70mm
第2指長:75mm
第3指長:80mm
手幅:89mm
 
項目名や測り方は以下のサイト様より
 
▼僕の握り方

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センシ

DPI800

ApexLegends設定1.7 ADS0.9

振り向き13.67cm(ミドルセンシ)

形状&持ち方

▼左から「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」

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基本的には「かぶせ持ち」「つかみ持ち」向きだと思います。

スペックから見ても分かる通り、Pulsefire Hasteは59gという重量のわりに背が低く横幅が広く長さもあります。持ってみると意外に大きいことが分かります。左右対称マウスで、このサイズと形状で59gは市場を見渡しても比較対象が無いのは大きな強みでしょう。

Pulsefire Hasteはいわゆるハニカムシェルで穴あき構造ですが、指が触れるグリップに関わる部分には穴が開いていないので、指先の感触が気持ち悪いという人も気にする必要は無いです。

お尻側へ向けて左右が広がっているので指先で細かく調節する時に心地よく触れてコントロールしやすいです。また、長さはあるもののお尻側が低めになっているので指先で引き込んだ時の懐が深く、上下の細かい調節が効きやすいです。

左右のシェイプはフラット気味なので、逆台形の形状が好みでつまみ持ちがしたい人は注意が必要でしょう。

付属のグリップテープを張り付けるとグリップが格段に向上するので持ち方問わずお勧めです。

メインボタン

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軽く浅いです。音は大きめ。右クリックの保持も楽で、押下時と解放時の音と感触によるフィードバックが大きいです。

レスポンシブデザインということで、根本の穴あき部分以外のクリック感は殆ど差異が無く安定しています。

個体差なのか調整なのか不明ですが、右クリックの方が若干軽く感じます。(左右両方のスイッチを人差し指で真上から押下してみた感想)

個人的にはかなり良好なクリック感だと感じました。

ホイール

スクロールは軽く最低限のノッチ感で音もかなり小さいですホイールクリックは少し硬いです。
全体的に見れば良好な使用感。

サイドボタン

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クリック感が強く、奥側が若干硬く、手前側が柔らかいです。配置は本体のサイズから考えると少し高めでボタンのサイズは小さめです。
マウスをホールドしながら親指を動かさずに両方のボタンを操作するのは難しいので、繊細なマウス操作に加えてサイドボタンを利用した動作には向かない可能性があります。
僕がApexLegendsをプレイしている時はサイドボタンは武器収納と回復使用を割り当てているので特に問題はありません。

ケーブル

HyperFlex採用。細く軽く、摩擦抵抗が少ないパラケーブルが採用されており重量や抵抗を殆ど感じません。とても好印象です。

この手の物は断線だけが心配なので、手荒な扱いやケーブルに負担が掛かる取り扱いには配慮しましょう。

ソール

100%PTFEであることに加えて、エッジの加工がしっかりされており、面積も小さい事で初動と滑りがとても良いです。

細かい手先の動きに対する反応がダイレクトにマウスに伝わるので、きちんとストッピングやトラッキングをしないと手振れが凄く伝わりやすいので注意です。

予備のソールが1セット付属されているので、気になる人はソールの面積を増やしてもいいと思います。底面はソール用の窪みはなく均一の高さになっているので、ソールの追加は容易です。

グリップテープ

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薄く軽いです。メインスイッチと両サイドと全て張り付けても重量差1gでした。表面のテクスチャーは六角になっていてグリップ感も良好です。

市販されているスポーツ用グリップテープと比較すると流石にグリップは負けるが、適度なグリップでベタベタしていない上に厚みが無いので張り付け前と後での違和感が少ないので個人的には付属のグリップテープのほうが断然好みです。

センサー

PixArt3335とのことですが、radditによれば低電力化された3360にも見えるとコメントされていました。3360は多くのゲーミングマウスに搭載された安定したセンサーなので安心していいのではないでしょうか。

LODの変更は出来ないですが1mm以下なので、使用上の問題は一切ありませんでした。

ソフトウェア

動作も重く出来る事も少なく、ライティングの種類が少なく使い勝手は悪いです。Beta版という事もあるでしょうが、とりあえず動くようにしてみた感が凄いです。DPI変更やボタンの割り当て、exeファイル起動によるプロファイル変更と最低限の機能は備わっているので、マウスとしての使用上の問題はありませんでした。

まとめ

最後に良かったところとイマイチなところを箇条書きにしてまとめていきます。

良いと思ったところ

  • 比較的大型で59gという超軽量は他に無い強み
  • メインスイッチとホイールの使い勝手が良い
  • 付属のグリップテープが神
  • ソールの滑りがかなり良い
  • このスペックと付加価値で6千円前後と低価格

イマイチなところ

  • ソフトウェアの使い勝手

感想

HyperX Pulsefire Hasteは左右対称かつ大型ながら平べったく59gという重量を実現しているゲーミングマウスは他に多くないです。それだけでマイノリティを得ているといえるでしょう。
その上で、メインスイッチ・ホイール・センサー・ケーブル・グリップテープ・ソールと高水準で纏まっており、品質的にも使い勝手的にも不安が無く、かなり充実した使用感を得られました。2年保証という点も見逃せません。
指先で細かくエイム操作をするタイプで、なおかつ小さいマウスはなぁという方は一度試してみてほしいマウスです。
今回はHyperX Pulsefire Hasteのレビューをしてみました。気になったという方は、商品リンクから購入していただけると嬉しいです。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
▼今回レビューした「HyperX Pulsefire Haste」