どうも、あぎとろです。
今回はvaxeeから2020年12月下旬より発売されているゲーミングマウス「ZYGEN NP-01G」のレビューをしていきたいと思います。
- ZYGEN NP-01Gについて
- ZYGEN NP-01G開封&付属品チェック
- ZYGEN NP-01Gと付属品
- ZYGEN NP-01Gを詳しく見てみる
- LoD(リフトオフディスタンス)の変更方法
- ZYGEN NP-01Gの初見感想と実際に1週間ゲームで使用してみて
- まとめ
ZYGEN NP-01Gについて
- レスポンスタイムを調節可能な質の良いメインスイッチ
- ハーフエルゴノミクスデザイン
- 光沢のあるコーティング
- パラコードケーブル採用
- センサーはPMW3389搭載
ZYGENって?
ZYGENは、日本のカウンターストライクのレジェンドであるJunya "noppo" Taniguchiによってプレイヤーの潜在能力を最大限に発揮できるような製品づくりを目標に設立されました。
今後も、ZYGENはプレイヤーがゲーム内での強みを最大限に発揮できるよう、いち選手としてesportsに深く関わってきた経験豊富な開発者によって、様々なニーズに対応した納得のいく高品質な製品の開発・革新を進めていきます。
仕様
製品名 | ZYGEN NP-01G |
メーカー名 | vaxee |
本体デザイン | エルゴノミクスデザイン |
カラー | ホワイト(光沢) |
スイッチ | HUANO 60g(耐久性非公開) |
センサー | PMW3389 |
解像度 | 400 / 800 / 1600 / 3200 DPI |
ポーリングレート設定 | 125 / 500 / 1000 Hz |
リフトオフディスタンス | Low / Mid / High |
IPS | 400 |
最大加速 | 50G |
ボタン数 | 5(メインボタン×2、ホイールクリック、サイドボタン×2)+3(裏面のDPI・ポーリングレート・クリック速度変更ボタン) |
長さ(L)×幅(W)×高さ(H) | 120 mm × 66 mm × 39 mm |
重量(実測値) |
75g(ケーブル抜き) 80g(ケーブル込み) |
ケーブル長 | 2m |
マウスソール | PTFE(0.45mm) |
ソフトウェア | なし |
ライティング | 無し |
接続方式 | USB2.0 / 3.0 |
保証 | 1年間 |
発売日 | 2020年12月下旬 |
価格(vaxeeオンラインストアの価格) | 6,990円(税込み) |
ZYGEN NP-01G開封&付属品チェック
開封
▼外箱の表と裏はこんな感じです。全体的に極めてシンプルです。
▼側面はこんな感じです。
▼中身はこんな感じです。
▼ついでに購入した貼り替え用のソール「VX SKATES 02-SPEED(0.6mm)」
ZYGEN NP-01Gと付属品
- ZYGEN NP-01G本体
本当にシンプル。取扱説明書すら付属していません。
ZYGEN NP-01Gを詳しく見てみる
外観
▼前と後ろから見るとこんな感じです。
▼左右から見るとこんな感じです。
▼表と裏はこんな感じです。
▼ケーブルはこんな感じです。
▼DPI・ポーリングレート・クリック応答速度を変更できます。DPIは赤→紫→青→緑の順番で遷移します。
重量測定
▼ケーブル含まず75g、ケーブル含み80gです。
LoD(リフトオフディスタンス)の変更方法
低設定(デフォルト)
- USBコネクタからマウスのUSBケーブルを抜く
- メインボタン・左+サイドボタン・2を押しながらUSBコネクタに差し込む
- マウス裏面にあるポーリングレートの左端インジケーターランプが2回点滅していれば成功
中設定
- USBコネクタからマウスのUSBケーブルを抜く
- メインボタン・左+サイドボタン・1を押しながらUSBコネクタに差し込む
- マウス裏面にあるポーリングレートの左端と真ん中のインジケーターランプが2回点滅していれば成功
高設定
- USBコネクタからマウスのUSBケーブルを抜く
- メインボタン・左+メインボタン・右+サイドボタン・2を押しながらUSBコネクタに差し込む
- マウス裏面にあるポーリングレートの全てのインジケーターランプが2回点滅していれば成功
ZYGEN NP-01Gの初見感想と実際に1週間ゲームで使用してみて
プレイしたゲーム
Apex Legends・Call of Duty : Black ops Cold Warです。
使用したマウスパッド
Artizan 零 SOFT XL / BenQ G-SR-SE
手のスペックと持ち方
センシ
DPI800
ApexLegends設定1.3 ADS0.9
振り向き19.98cm(ミドルローセンシ)
持ち方
▼左から「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」
「かぶせ持ち」「つかみ持ち」に対応できるマウスだと思います。
ハーフエルゴノミックデザインということで、シェルの中央くらいまで左右対称で、お尻に向けて内側に傾いています。
薬指の置き心地が良く、近いマウスはBenQ ZOWIE S2に近い感覚です。
長さが結構あるので上下のマウスコントロールが必要なゲームにはあまり向いていないと感じました。反対に、左右のエイムに特化したゲームにはかなり向いていると感じました。
握り心地
今回、僕が購入したのが光沢バージョンということで、メインボタン・サイドボタンの表面以外はツルッとした光沢のあるコーティングがされています。
具体的には、手が乾燥していると滑ったり、手汗の量が増えるとヌルついたりと、手のコンディションがグリップに大きく影響してしまいます。
ただ、手のコンディションが整っているときの手に吸い付く感覚は他のマウスではなかなか得難いものがあると思います。
メインボタン
「HUANO 60g」というスイッチが使われている様です。
このマウスで一番気に入っているポイントです。
軽く浅い押し心地で、どのポイントを押しても安定したクリックを得られます。
個人的に最高峰だと思っているLogicool GとRazerのクリックに勝るとも劣らないと思っています。
ホイール
サイドボタン
センサー
ケーブル
2mのパラコードケーブルが採用されています。若干固めなので、マウスバンジーからマウスまでアーチを描くようにセッティングすればケーブルをマウスパッドに擦れさせないように出来ます。
ビルドクオリティ
強く握っても軋まないし、振っても全く音がしない。中身が詰まった感じで、BenQ ZOWIEのマウスに近いです。
ソール
ソールの貼り替え
まとめ
良いと思ったところ
- 軽く浅い高品質なメインスイッチ
- クリックレスポンスタイムを調節できる
- かぶせ持ち・つかみ持ちにかなりフィットする形状
- 手汗に気を付ければ心地よいグリップ感
- 左右のマウス移動の安定感は素晴らしい
- サイドボタンとホイールも操作感が良い
イマイチなところ
- 光沢タイプなので、手汗がグリップに大きく影響する
- 上下のマウス移動がどうしてもやり辛い
- 柔らかいマウスパッドを使っていると、初期の0.45mmソールがネックになる
- サイドボタンとホイールが煩い
- ケーブルが硬い。悪くはないが好き嫌いは別れる