どうも、あぎとろです。
今回はXtrfyから2020年12月18日より日本国内で発売されているゲーミングマウス「Xtrfy M42 RGB」のレビューをしていきたいと思います。
- Xtrfy M42 RGBについて
- Xtrfy M42 RGB開封&付属品チェック
- Xtrfy M42 RGBと付属品
- 主要な付属品を見ていく
- Xtrfy M42 RGBを詳しく見てみる
- CPI(DPI)やポーリングレートの変更方法
- ライティングの変更・調節
- Xtrfy M42 RGBの実際に1週間ゲームで使用してみて
- まとめ
Xtrfy M42 RGBについて
- 調節可能な左右対称形状
- 超軽量ハニカム構造59g
- センサーはPixart3389搭載
- モジュラーシェル 交換可能な2つのシェル
- 5つのカラー展開(ブラック・ホワイト・レトロ・マイアミブルー・ピンク)
Xtrfyって?
Xtrfy(エクストリファイ)は、スウェーデンのハイエンドeスポーツデバイスブランドです。
ゲーミングデバイス専業メーカーとして2013年に設立され、スウェーデンの南部ランズクルーナに所在しています。
Xtrfyは、プロeスポーツチーム Ninjas in Pyjamas(ニンジャズ・イン・パジャマズ、通称:NiP)のメンバーが開発に強く関わっています。
Ninjas in Pyjamasは、CS:GOの世界最強のプロチームの1つである、北欧スウェーデンのプロeスポーツチームです。
Xtrfyのすべての製品は、同じキーコンポーネント:「経験」に基づいています。
仕様
製品名 | M42 RGB |
メーカー名 | Xtrfy |
本体デザイン | 調整可能な左右対称形状・右利き |
カラー | ブラック / ホワイト / マイアミブルー / ピンク / レトロ |
表面コーティング | UVコーティング |
メインスイッチ・耐久性 | Omron 2000万回 |
センサー | Pixart 3389 |
DPI | 8段階( 400 / 800 / 1200 / 1600 / 3200 / 4000 / 7200 / 16000 ) |
ポーリングレート | 125 / 500 / 1000 Hz |
LoD | 0.9mm |
IPS | 400 |
最大加速 | 50G |
ボタン数 | 8(メインボタン×2、ホイールクリック、サイドボタン×2、ライティング変更ボタン、DPI変更ボタン、ポーリングレート切り替えスイッチ) |
長さ(L)×幅(W)×高さ(H) | 118.00 mm × 56.00 mm × 38.00 mm |
重量(実測値) | 59g(実測値:60g) |
ケーブル | Xtrfy EZコード |
マウスソール | PTFE |
ソフトウェア | 無し |
ライティング | 調整可能なRGB |
接続方式 | USB2.0 / 3.0 |
製品保証 | 1年間(日本国内) |
発売日 | 2020年12月18日 |
価格(2021年3月2日Amazon出品価格) | 8,437円~9,867円 |
Xtrfy M42 RGB開封&付属品チェック
開封
▼箱の表裏はこんな感じです。


▼箱の左右はこんな感じです。


▼開封するとこんな感じです。古き良きって感じでいいですね。
Xtrfy M42 RGBと付属品
- M42 RGB本体
- 交換用シェル
- おまけのキートップ
- 交換用ソール一式
- スタートアップガイド・ステッカー・カタログ
主要な付属品を見ていく
交換用シェル
▼背が高いのと平べったいの。最初から装着されているのは右側のシェルです。
予備のソール
▼本体に既に張り付けられているものと同じPTFEのソールが一式に加えて、センサー回りのソールも付属していました。
キーキャップ
▼Xtrfyオリジナルのキーキャップが2つ付属します。
Xtrfy M42 RGBを詳しく見てみる
外観(シェル1)
▼前と後ろから見るとこんな感じです。


▼左右から見るとこんな感じです。


▼表と裏はこんな感じです。
ホイールの下にあるボタンはライティングを変更・調節する時に使います。
底面にはCPI(DPI)変更ボタンとポーリングレート変更スイッチが配置されています。


外観(シェル2)


ケーブル


重量測定
▼実測値は60gでした。
交換用シェルの重量差は1gなので重量を気にせず好きなシェルに交換出来ます。



CPI(DPI)やポーリングレートの変更方法
CPI(DPI)は『CPI変更ボタン』を押すたびにサイクルします。
赤(400)→紫(800)→青(1200)→緑(1600)→緑(3200)→緑(4000)→緑(7200)→緑(16000)の順でCPI(DPI)が変わっていきます。
ポーリングレートは『ポーリングレート切り替えスイッチ』を目盛りに合わせます。
125Hz・500Hz・1000Hzの中から選択可能です。
ライティングの変更・調節
RGBエフェクトの変更:『ライティング変更ボタン』をクリック
カラーの変更:『ライティング変更ボタン 』+『右クリック』
輝度の増減:『ライティング変更ボタン』+『サイドボタン①』or『サイドボタン②』
速度の変更:『ライティング変更ボタン』+『左クリック』
Xtrfy M42 RGBの実際に1週間ゲームで使用してみて
プレイしたゲーム
Apex Legends・KovaaK 2.0 The Metaです。
使用したマウスパッド
Logicool G640 / Xtrfy GP1
手のスペックと持ち方
センシ
DPI1200
ApexLegends設定0.9 ADS1.0
振り向き19.24cm(ミドルローセンシ)
持ち方



結論から言うと、「つかみ持ち」「つまみ持ち」に対応できるマウスだと思います。
「かぶせ持ち」は手のサイズにも寄りますが、一般成人男性の平均的なサイズであれば小さすぎるので適正とは言えないでしょう。
メインスイッチ部分の位置が低くなっているので、クリックした時に安定感があります。
横幅が狭く、親指と薬指・小指で問題なく挟み込めます。
サイドグリップ・フロントエンド・パームグリップの全てに穴が開いています。
グリップや感触に影響するので、ハニカム構造のマウス自体に対抗がある人はやめておいた方が良いでしょう。
フロントエンドが割とツルッとしていて指が掛かる感じでは無い為、薬指を伸ばして固定するタイプの持ち方は厳しいです。
パームグリップは2種類のシェルを気軽に換装できるので、対応力が非常に高いです。
初めから装着されているシェルはパームグリップに落差がありいい感じに手のひらに馴染むので僕はこちらが好きです。
付属されているもう一つのシェルはパームグリップが平べったくなっている為、持ち方や好みで選びましょう。
メインボタン
カッチリとした感触で少し硬めです。KovaaKで連打していると明らかに疲れます。普通にFPSをプレイする分には問題ないです。それより、慣れるまでは普段使いの時に疲れました。
曲面形状になっており、指を置きやすいです。
クリック音は大きめです。
ホイール
スクロールが柔らかくノッチ感が薄く、音も殆どしません。クリックも軽いです。音はカチッという音がします。
ホイールの露出している部分が少ない為、マウスを取りまわしている最中に指が触れる事は僕は無かったです。G Pro X等のホイールの露出が多いマウスに比べると誤動作は少ないと思います。
サイドボタン
軽く浅く、カチッとした感触です。位置も適切でどの持ち方でもアクセスに困ることはありません。
ケーブル
「Xtrfy EZケーブル」が採用されています。本体カラーと同じカラーのパラコードケーブルで、デザイン性に優れています。
硬さは少しありクセも取れにくいですが、マウスバンジーを使用すれば特に問題は無いです。
センサー
「PixArt 3389」が搭載されています。
非常に安定したセンサーなので、僕の環境では使用上の問題は無いです。
LoD(リフトオフディスタンス)は実測値0.9mm~でした。かなり優秀な部類の値です。
※LoD:マウスを持ち上げた時にセンサーが反応しなくなるまでの設置面との距離を示す値
ソール
素材はPTFEです。
エッジの処理も行われておりバランスが良く滑らかな滑りです。予備のマウスソールも1セット付属されているのも安心です。予備のほうにはセンサー回りのソールも1枚付属しています。(元からは張られていない)
ビルドクオリティ
シェルの交換機構を含め、ビルドクオリティはかなり高いです。
振っても、マウスをデスクに置く動作をしてもカタつくことは無いです。
シェルの交換機構もスマートかつ無駄がない作りで素晴らしい出来だと思います。
まとめ
良いと思ったところ
- 2つのシェルを付け替えられるカスタマイズ性
- 実測値60gの超軽量
- メインスイッチ・ホイール・サイドボタン・センサー・ソールと妥協点の無い完成度
- 豊富なカラーバリエーション
イマイチなところ
- ハニカム構造は人を選ぶ