どうも、あぎとろです。
今回はCorsairから発売されているゲーミングマウスパッド「Corsair MM350」のレビューをしていきたいと思います。
ファーストインプレッション
Corsairが発売しているコントロール系の布ゲーミングマウスパッド。XLとXXLの2サイズ展開がされており、XLならマウスの可動域のみ、XXLならプレイマットとして兼用することも出来ます。環境や用途に応じて選択しましょう。
クールなデザインで目を引くが、使ってみると価格以上の品質の高さを感じられました。
Corsairって?
Corsair(コルセア)とは、アメリカ合衆国に本社を置く、PCパーツ・周辺機器の製造メーカーで、特に有名なのは高品質なメモリー。ゲーミングデバイスにも力を入れており、マウス・マウスパッド・キーボード・ヘッドセット等多岐にわたる製品を製造しています。製品仕様とスペック
製品名 | MM350 Gaming Mouse Mat - X-Large |
メーカー名 | Corsair |
本体デザイン | グラフィック |
表面 | クロス |
裏面 | 滑り止めテクスチャード加工ゴムパッド |
エッジの加工 | ステッチ加工 |
サイズ |
XL : 450 × 400 × 5 mm XXL : 930 × 400 × 5 mm |
表面摩擦 | コントロール |
保証 | 2年間 |
発売日 | 2019年2月9日 |
価格(2021年3月29日Amazon出品価格) |
XL : 3,500円 XXL : 4,409 |
パッケージと内容物
黄色と黒を基調としたデザインの紙の箱に丸められた状態で入っています。
箱の一部には四角い穴が開いていて、そこから表面の触り心地を試すことが出来る様になっています。店頭で陳列された時の為の物でしょう。
表面にはCorsairのロゴデザインの一部が使われたグラフィックが描かれています。
性能や使用感
セットアップ
セットアップは少し時間かかります。厚みがある分クセが取れるまで少し時間かかります。デスクに敷いた後に、何か載せて一晩置いとけばOKです。
滑走面
手で軽く触るとサラッとしていますが、力を入れるとしっかりと摩擦抵抗が増える感じです。
ツブツブやザラザラとした感触はありません。
表面全域にグラフィックやロゴが描かれていますが、部位によって感触の変化はなく、他社製品で良くある"ラバーペイントされていて使用に支障がある"といったことは無さそうです。
操作感(使用感)
表面摩擦は中程度よりコントロール寄りで、マウスに圧力をかけたときとそうでない時であまり滑りに変化がないので、とても扱いやすいコントロール系マウスパッドといった印象です。
マウスを滑らせた感触も、縦と横で滑りが均等でマウスコントロールがやり易いです。
初動と滑走中で滑りに差が少ないので安定性が高いです。
中間層は厚みはありますが硬度は硬めです。マウスに圧力をかけたときとそうでない時で滑りに変化が出辛いですが、元々の摩擦係数が高めなので止めやすいです。
マウスソールの面積による影響
マウスのソールの面積が広ければ広いほど、圧力を掛けたときの摩擦係数が高くなるので、使用するマウスによって滑りがかなり変わります。
EndGameGear XM1Glorious model o-・Xtrfy M4 RGB等の比較的マウスソールの面積が少ないマウスだと、圧力による操作感の変化が少ないです。
Logicool G Pro X SuperLight・Roccat Kone Pure Ultra・Logicool G 502等のマウスソールの面積が多いマウスだと、圧力による操作感の変化が大きいです。
エッジ
ほつれを防止するために、ステッチ加工が施されています。
ステッチ部分が触り心地が滑らかなので、腕に当たっても違和感は少ないです。
底面
ラバーベースでグリップ力は十分です。使用中にズレることはありません。
実際に設置した時のサイズ感
450 × 400 × 5 mmということで特にローからミドルセンシとの相性が良いです。
また、多くのデスクが奥行60cm前後なので、問題なく敷くことが出来るでしょう。
良い所&注意点
良い所
- 初動・滑走中・圧力を掛けた時で滑りの変化が少ないのでコントロールしやすい
- ミドル・ローセンシに最適な450 × 400のサイズ
- エッジがきちんとステッチ加工されていて耐久性も期待できる
- クールなデザイン
- デザインが入っていても滑りへの影響が無い
- 低価格
注意点
- マウスソールの面積による操作感の変化量が多い
- 最初に少しクセがついているので、完璧な状態にするには一晩ほど必要
"まとめ"と"おすすめできる人"
おすすめできる人は「コントロールと安定感に優れた布ゲーミングマウスパッドが欲しい人」です。
サイズの割に安価ですし、高品質なステッチ加工も施されており耐久性も期待できます。
初動・滑走中・圧力を掛けたときの滑りの変化の少ない為、非常に止めやすく、初動も滑走中も安定感のあるマウスコントロールが可能です。個人的にはHIPとADSの切り替え時にエイムが荒ぶる人にもおすすめです。
非常にバランスが良いコントロール系としての要件を満たしている為、用途が分かりやすいマウスパッドです。