どうも、あぎとろです。
今回はHyperXから発売されているゲーミングマウスパッド「HyperX Fury S - Speed Edition Pro」のレビューをしていきたいと思います。
ファーストインプレッション
Fury S - Speed Edition ProはFury Sシリーズの中でもスピードを追求して最適化された滑走面のようです。もう一つのFury S ProはコントロールをコンセプトにしているのでHyperXのマウスパッドの中でも、好みによって選択することが出来ます。
性能的にはFury S Proシリーズ共通の特長であるバランスが良くなめらかな滑走性を備えつつ、更に滑りを良くしたものです。
滑りはCorsair MM350より滑り、SteelSeries QcK Heavy・Logicool G G640rより滑らないって感じです。
HyperXって?
HyperX(ハイパーエックス)とは、キングストンテクノロジーを親会社に持つゲーミングブランドです。元はメモリーを製造していましたが、その後SSD・USBメモリー、マウス・キーボード・ヘッドセット等のゲーミングデバイスの製造を行うようになりました。プロチームにも多数のスポンサードをしており、よく見るブランドの一つです。製品仕様とスペック
製品名 | FURY S - Speed Edition Pro |
メーカー名 | HyperX |
サーフェイスタイプ | Speed |
表面 | クロス |
裏面 | 天然ゴム |
エッジの加工 | ステッチ加工 |
サイズ |
S : 290 × 240 × 3 mm M : 360 × 300 × 3 mm L : 450 × 400 × 4 mm XL : 900 × 420 × 4 mm |
表面摩擦 | コントロール |
保証 | 2年間 |
発売日 | 2018年6月4日 |
価格(2021年3月29日Amazon出品価格) |
S : 2,233円 M : 2,016円 L : 3,035円 XL : 4,054円 |
パッケージと内容物




HyperXらしい赤と白を組み合わせた紙のパッケージです。
表面にはCorsairのロゴデザインの一部が使われたグラフィックが描かれています。
性能や使用感
セットアップ
セットアップは少し時間かかります。デスクに敷いた後に、普通に使用していて数時間でクセは取れました。
滑走面
柔らかく滑らかな滑走面です。試しにアームカバー使ってみましたが、余計に摩擦が増えて操作感は落ちてしまいました。
表面全域にグラフィックやロゴが描かれていますが、部位によって感触の変化はなく、他社製品で良くある"ラバーペイントされていて使用に支障がある"といったことは無さそうです。
操作感(使用感)
表面摩擦は少なめで、初動が軽く滑りはなめらかです。
布のマウスパッドらしく、マウスを動かす力を抜けば直ぐに止まります。
また、圧力を掛けるときっちり抵抗が増えるので、止めはし易いです。
マウスソールの面積による影響
マウスのソールの面積の影響は小さいので、マウスを選ばず使用出来ます。
エッジ


ほつれを防止するために、ステッチ加工が施されています。
ステッチ部分が触り心地が滑らかなので、腕に当たっても違和感は少ないです。
底面
天然ゴムのベースでグリップ力はかなり強いです。使用中にズレることはありません。
実際に設置した時のサイズ感
450 × 400 × 4 mmということで特にローからミドルセンシとの相性が良いです。
また、多くのデスクが奥行60cm前後なので、問題なく敷くことが出来るでしょう。
良い所&注意点
良い所
- 初動・滑り・止めのバランスが良い
- サイズ展開の豊富でハイ・ミドル・ローセンシの全てに対応出来る
- エッジがきちんとステッチ加工されていて耐久性も期待できる
- クールなデザイン
- デザインが入っていても滑りへの影響が無い
- 低価格
注意点
- 最初に少しクセがついているので、完璧な状態にするには数時間ほど必要
- スピードエディションとはあるものの、他メーカーの物と比べるとスピードに突出してはいない
"まとめ"と"おすすめできる人"
おすすめできる人は「バランス型に近いスピードタイプの布ゲーミングマウスパッドが欲しい人」です。
初動・滑り・止めのバランスが非常に良いマウスパッドで、最初の一枚にもお勧めできる製品です。
製品としての品質も高く、きっちりとエッジをステッチ加工されているので耐久性も期待できます。
サイズ展開も豊富で選択肢が多いのも嬉しいです。
ハイ・ミドル・ローなどスタイルが確立しているのであれば、適したサイズを選択出来ますし、定まっていないのであればLかXLを選んでおけば間違いないです。
マウスパッド全体にグラフィックが施されており、デザインが良く汚れも目立ちにくいのもポイントです。
反面、スピードエディションとはいうものの、それほどスピードがあるマウスパッドでは無いと感じました。あくまで、Fury S Proシリーズの中ではスピードが速いという位置づけの様です。