どうも、あぎとろ(@agito0224)です。
今回はPulsar Gaming Gearsから発売されているゲーミングマウスパッド「Pulsar PARACONTROL」のレビューをしていきたいと思います。
ファーストインプレッション
Pulsar Gaming Gearsからは「PARACONTROL」「PARABREAK」という2種類のゲーミングマウスパッドが発売されています。
そのうちの一つが今回レビューする「PARACONTROL」です。
その”CONTROL”という名が表す通り、標準的な初速・滑り・止めをバランス良く実現しており、非常に扱いやすい製品となっています。
また、価格もXLサイズでステッチ加工(ほつれ防止)が施されたマウスパッドとしてはかなり低価格になっていて、コストパフォーマンスに優れる点も見逃せないポイントかなと思います。
それでは、「Pulsar PARACONTROL」を詳しく見ていきましょう。
製品仕様とスペック
製品名 | PARACONTROL |
メーカー名 | Pulsar Gaming Gears |
表面 | 折り目のある不織布ハイブリッドタイプ |
裏面 | 3mmの滑り止め天然ラバー |
エッジの加工 | 360°ほつれ止め加工 |
サイズ | 460 × 410 × 3 mm |
表面摩擦 | バランス、コントロール |
保証 | 開封直後の欠陥のみ |
発売日 | 2021年7月14日 |
価格(2021年8月3日Amazon価格) | 2,490円 |
パッケージと内容物
Artizanとかと一緒で、巻かないタイプのパッケージングがニクいです。
これめっちゃいいんですよね。他のマウスパッドを保管する時も巻きグセを付けずに収納することが出来ます。
デザインも、Pulsar Xliteの時にも思いましたけど、パッケージデザイン本当に綺麗ですね。
中は更にビニールで包まれています。
同じパッケージングのArtizanでもここまでやっていなかったような?
表面は右下に小さくロゴが入っているくらいで、デザインは非常にシンプルです。
裏面はこんな漢字で、中央にデカデカとロゴが入ってます。
Pulsarは使用感に影響無いところで思いっきりぶっ込んでくるデザインが好きです。
性能や使用感
セットアップ
巻グセは一切ついていないので、セットアップには全く時間がかかりません。
デスクにセットした瞬間から使用可能です。すごく好印象。
滑走面
クロス系の滑走面は基本的に、網目は細ければ細かいほど摩擦係数が増加し、粗ければ粗いほど摩擦係数が減少します。
PARACONTROLの編み目の細かさは中程度で均一なので、縦横で滑りの違いも出にくそうです。
Xtrfy GP4やvaxee PAの様に毛羽立っていたりもしておらず、適度なザラつきを感じる、標準的なハイブリットクロス系の滑走面だと思います。
手持ちの中では「FnaticGear DASH」「Artizan 飛燕」に近いです。
操作感(使用感)
例えで分かる人用
滑走面は手持ちのマウスパッドの中では「FnaticGear DASH」「Artizan 飛燕」に似ていて、それらと比較すると初速や滑りは控えめで、マウスを滑らせるとソール越しにしっかりと抵抗を感じます。
感触は似ていますが、ストッピング性能は例えに出した2製品よりも上で、よりコントロール向けになっています。
また、標準的な滑りで流通量が多く価格が近い「Logicool G640r」と比較すると、コントロール向けの調整でストッピングがしやすいマウスパッドになっています。
例えが分からない人用
種別はバランス・コントロール向けになります。
初速・コントロール・スピードはバランスが良く、中間層の硬さも中程度なので圧力でのストッピングも、標準的で扱いやすい滑走面に仕上がっていると思います。
細かいことなのですが、背面ラバーにプリントされているラバープリントの厚みが表面に僅かに影響しています。
手で撫でると顕著なのですが、背面のプリントされている部分が表面からも感じられます。
滑走性能に影響はさほど無いのですが、気になる人は気になるかもしれません。
エッジ
360°ほつれ止め加工が施されています。
所謂、ステッチがあるので腕や衣服の引っかかりが減るので、腕・衣服・マウスパッドに対するダメージを最小化してくれます。
マウスパッドの耐久性にも関わるので嬉しい仕様です。
底面
3mmの天然ラバーが採用されています。
ラバーの表面は車のタイヤの様なテクスチャー処理が施されており、デスクに食いつくようになっています。
個人的には、このタイプのラバーは防滑性能あまり良くない印象です。
マウスを乗せて軽く動かしている時は良いのですが、動きの激しいゲームをプレイしている時に腕や衣服がマウスパッドの端を側面から押してしまうと簡単に動いてしまうんですよね。
それでも、僕が実際に使っている時は気になる程では無かったです。普通に使えます。
ただ、長袖を着ていて袖をまくらない人は要注意かもしれません。
サイズ
「460 × 410 × 3 mm」のワンサイズの展開です。
マウスパッドのサイズとしては大ぶりで、ミドル~ローセンシまでカバーできる大きさです。
ハイセンシのプレイヤーからすると大きく感じる可能性が高いです。
良い所&注意点
良い所
- 初動・滑り・止めのバランスが良い標準的な滑走性能
- ほつれ防止加工(ステッチ加工)
- 安心のXLサイズ
- パッケージング、品質を見れば非常にコストパフォーマンスが良い
注意点
- 底面のラバーの防滑性能は過信しないほうが良い
- 背面ラバーのプリントが僅かに滑走性能に影響している?
総評
初動・滑り・止めのバランスが非常に良く、ややコントロール寄りの滑走面と硬めの中間層を持つ優秀なゲーミングマウスパッドです。
また、ステッチ加工(ほつれ防止)や平箱に入っていて巻グセがついていない気遣い、XLの大判サイズであることから、この価格はお買い得と言えるコストパフォーマンスが高い製品だと評価出来ます。
コントロール向けのマウスパッドが欲しい方や、最初の1枚に標準的な滑りのものが欲しいなと考えている方にオススメ出来るゲーミングマウスパッドです。