どうも、あぎとろ(@agito0224)です。
今回はgamesenseから発売されているゲーミングマウスパッド「Radar」のレビューをしていきたいと思います。
ファーストインプレッション
Radarはgamesenseから発売されているゲーミングマウスパッドです。
この製品は日本国内では発売されていませんが、gamesenseの公式オンラインショップからクレジットカードやPaypalを利用して簡単に注文できるので、輸入物としては入手性は高い部類であると言えます。
滑走面はコントロール寄りに調整されている様で、目の細かく少し毛羽立ったマイクロファイバークロスが採用されています。
触ると非常に柔らかく、巻グセが一切ないのが特徴的です。柔らかいと服の裾や腕にマウスパッドの縁が触れて捲れ上がったりする危険性が上がるのですが、ステッチ加工が優秀なので、Radarではそういったことは起こりません。
また、底面のラバーもグリップ力十分で、使用中に不安を感じることはありませんでした。
ニュージャージー州に拠点を置くゲーミングデバイスメーカー。マウスパッドの他にもゲーミングマウスも発売しており、ハニカム構造に頼らずに軽量化することに注力している。
カラーバリエーションとサイズ展開
カラーバリエーション
- Black / White
- Blue
- Pink
- Purple
- Red
サイズ展開
- L(500 × 500 × 3 mm)
- XL(1000 × 500 × 3 mm)
購入方法
国内での入手は困難
ふもっふのお店が輸入販売を開始しましたが、しばらくは品切れが続くと予想されます。
また、価格もサイズLで6,000円前後と個人輸入した場合と殆ど変わらない価格になっている点にも注意。
個人的には比較的良心的な価格であるとは思います。
輸送の時間は掛かるが、個人輸入の難易度は低め
決済にPayPalが使用できるので、クレジットカードさえあればPayPal経由で簡単に注文可能です。
PayPalに送付先住所のデータを日本語で登録が出来るので、公式通販のページで英語で住所を入力する必要も無い。
価格は僕の場合で送料込みで$49.06でした。日本円で5,700円前後。
製品仕様とスペック
製品名 | Radar |
メーカー名 | gamesense |
表面 | マイクロファイバークロス |
裏面 | ラバー |
エッジの加工 | ダブルステッチ加工 |
サイズ |
L : 500 × 500 × 3 mm XL : 1000 × 500 × 3 mm |
表面摩擦 | バランス、コントロール |
保証 | 開封直後の欠陥のみ |
発売日 |
2021年9月 |
価格(2021年10月22日gamesense公式通販価格) |
L : $35.00 XL : $50.00 |
パッケージと内容物
パッケージ
パッケージにはメーカ名は疎か商品名すら記載がありません。
内容物
性能や使用感
セットアップ
巻かれた状態で梱包されていますが、巻グセが一切ない為、取り出した瞬間に使い始められます。
滑走面
マイクロファイバークロスが使用されているということで、非常に目が細かく柔軟性が高い滑走面に仕上がっていて、手で触るとサラサラします。
拡大するとこんな感じです。かなり目が細かい。
操作感(使用感)
例えで分かる人用
滑走面は手持ちのマウスパッドの中では「Xtrfy GP4」に似ていますが、毛の立ち方が少なく、中間層の厚みは薄くなっています。
操作性では、より早く、軽い力で動き、軽い力で止まります。
例えが分からない人用
種別はコントロール向けです。
コントロールに比重が置かれていますが、速度も十分出ます。
大雑把に表現すると、「スッと動いて、ピタッと止まる」という感じ。
滑りも滑らかで、表面の肌に当たる感触もサラッとしているので、トラッキングもしやすく、非常にバランスが良いマウスパッドだと感じました。
マウスパッド自体が巻グセが無く柔らかいのですが、実際に操作してみるとそれほど沈み込みません。
その為、入力に対して非常に素直な性能に仕上がっています。
エッジ
ダブルステッチ加工が施されています。
高さも滑走面と殆ど変わらないので引っかかり自体が起きにくくなっています。
更に、通常のステッチ加工に比べ、クロスに編まれている分強度が高いと予想されます。
縫製自体、ほつれが一切見られず非常に精巧に施されている上に、縫製に使用されている糸は滑らかで滑りが良いので、腕や衣服に擦れても問題がなく非常に上質と言えます。
また、この加工は後述する底面のラバーが柔らかいことに起因して起こりうる「めくれ」を防止してくれていると見ています。
底面
底面にはノンスリップラバーベースが使用されています。
ラバーは適度に柔らかく、細かく「ハ」の字にテクスチャーが入っているので使用中にずれるということは一切ありませんでした。
サイズ感
今回、僕が購入したのは「Lサイズ(500 × 500 × 3 mm)」で、この他に「XLサイズ(1000 × 500 × 3 mm)」が用意されており、合計で2サイズの展開となっています。
マウスパッドのサイズとしてはかなり大ぶりで、正方形であるという点も珍しいですね。
ミドル~ローセンシのプレイヤーに向けたゲーミングマウスパッドなのか、これ以下のサイズが用意されていません。
画像は「140 × 70 cm」のデスクに設置した際のサイズ感の参考にしてください。
キーボードはApex Pro TKLでテンキーレスのモデルです。
良い所&注意点
良い所
- コントロール寄りゲーミングマウスパッドとして非常に優秀
- スッと動いて、ピタッと止まる
- 動き出しが滑らかで沈み込みが少ないので、力みに対するムラが出にくい
- ダブルステッチ加工が非常に上質
- 柔らかく巻きグセが一切無い
- カラーバリエーションが豊富でデザインがカッコイイ
- カードやPayPalがあれば、国内から普通に買える
注意点
- 日本国内で発売されていない
- サイズがLとXLしかない
総評
コントロール寄りに調整されてはいるが、十分な速度が出るギリギリのライン。スッと動いてピタッと止まる非常に優秀なゲーミングマウスパッド。
沈み込みが少なく、ムラの無いマウスコントロールがしやすい良質なマウスパッドです。
滑走面の他にも、グリップ力が抜群で柔らかく巻きグセのない底面ラバー、滑らかで精巧な仕上がりのダブルステッチ加工、優秀なデザインと豊富なカラーバリエーションと非常に魅力的な製品です。
マウスパッドは人によって感じ方が変わってしまうものの、僕にとってはしばらくトップワンになりそうな予感がしているお気に入りのゲーミングマウスパッドになりました。