どうも、あぎとろです。
今回はSONYから発売されているフルサイズ・ミラーレスデジタル一眼カメラ「SONY α7Ⅲ」を購入してから3ヶ月ということで、3ヶ月間使用して改めて感じるメリット・デメリットを記事に起こしてみようと思います。
今更α7Ⅲの記事なんて需要あるのか?
3ヶ月で持ち出した場所
- 街中
- 姫路城、好古園
- 動物園、水族館
- 新舞子海水浴場
- 白浜海水浴場
- 書写山圓教寺
- 須磨アルプス縦走
- 播磨アルプス縦走
- 神戸六甲山系、布引の滝~シェール道~シェール槍~穂高湖~掬星台
- ロックガーデン~六甲山山頂~有馬温泉
- 京都日帰り旅行
主な用途
- 風景写真撮影
- 自宅での物撮り
- 動画撮影(ごく少数)
Eマウント
3ヶ月α7Ⅲを使ってみて感じた「良い点」「悪い点」
良い点
- 操作性
- カスタム可能なボタンの位置と数
- バッテリーの持ち
- AF速度と精度がある
- 金属製のボディ
操作性
3Dスティックにダイヤル類含めて操作しやすいです。
購入前はタッチパネルによるメニュー操作が出来ないことは、最初気になっていました。
実際に使ってみると、印象が変わって、僕の用途では暑い時期も寒い時期もアウトドアに手袋をした状態で操作することが多いし、素手であっても暖かい時期いであれば汗を書いているシチュエーションがかなり多いので、どのみちタッチパネルで操作するデメリットの方が多い事に気が付きました。
それからは全く気にならなくなりました。そもそも、使い方に慣れてくるとメニュー自体を操作することが無くなるので、それも影響していると思います。
カスタム可能なボタンの位置と数
必要な機能は殆ど設定することが出来るのでとても便利です。マイメニューも組み合わせれば全く困らない。
写真と動画でカスタムボタンを分けられるので、必要な機能を好きに配置出来ます。
バッテリーの持ち
1日写真撮影するだけならバッテリー1個で足りなかったことは無いです。かなりバッテリーの持ちが良い部類かと思います。
AF速度と精度
サードパーティのレンズを使っても一定以上のAF速度と精度が担保されているのも、本体性能の高さを物語っています。
金属製のボディ
登山を始めとしたアウトドアでも持っていくので、状況や場所に寄ってはカメラを丁寧に扱うことが出来ない場面もかなり多いです。
山道を10km以上歩いたり、斜度が急な岩道を登ったりと、登山では体力も消耗していますし、カメラの保守に対して優先度を割けません。
休憩を取るときに、わざわざカメラを置くために座布団を用意したりしていないので、最低限、滑落や水気には気をつけていますが、岩・草・土の上にそのまま雑に置いたりすることもかなり多いです。
そういった使い方をしても全く問題を感じないし、傷も目立たないので満足しています。
悪い点
- オート系の撮って出しの色味が微妙
- やっぱりバリアングルが欲しい場面は多い
- ISO感度の100より下の数値は必要無い
- 露出ダイヤルはどう考えても要らない
- ファインダーが見ずらい
- 背面モニターの解像度が足りない
ISOオート撮って出しの色味が微妙
SONYの色味なのかα7Ⅲがそうなのかわかりませんが、ISOオート設定時の色味もと露出が微妙なんですよね。ちょっと明るすぎるし、すこしベタッとしてる印象です。
前提として、今となってはrawで撮ってレタッチで好みに合わせるので、場面や明るさによって使用する露出が固まってきたので、ISOオートで撮る事は殆どないです。
使い始めて最初の方はレタッチに慣れていなかったので、撮ったその場でレタッチ後の絵が見えてないので「手応え」が余り得られなかったです。
今では撮る時にここはこういうレタッチをするからこれでいいと割り切って撮れる様になったし、トリミングするところはそれ前提で撮影出来たりするので慣れてきました。
バリアングルが欲しい場面が多い
やっぱり欲しいです。それか、チルトのアームをもっと長くしてほしい。
リフレクションを効果的に狙う時って、地面スレスレを狙うのですがチルトだとファインダーが邪魔になって液晶を上に向けても見たい場所が隠れていて見えないんですよね。そうなると良い絵が取れているかが分かりづらい。
やっぱりバリアングルがある方が撮影効率や汎用性は上がると思いますね。
プロ機にバリアングルがあまり搭載されないのは、堅牢性が原因だそうですから、こういった初級者向けの機種は全部バリアングルでも良いと思います。α7Ⅳはバリアングル搭載なところをみると要望は多かったのでしょう。
α7Cだと僕の用途的にはカスタムボタンが絶対的に足りないのでそもそも候補にすら入りませんでした。
ISO感度の100より下の数値は必要無い
結果に大差ないし必要ない。設定で無くせたらごめんなさい。
基本的にはISOをオートで撮影することは稀なんですけど、明暗が頻繁に切り替わる場面で素早く撮影したい場合は「オートで撮りたいな」と思うこともあるんです。
ですが、ISO400で撮影していた場合、オートにしようと思ったら設定を下げていく必要があるのですが、その時に100より下の値が設定可能だと。下げなければいけない段数が増えるんです。それが撮影中は煩わしく感じることが多い。また、100に設定したい時にも、100より下の段があることによってホイールを回しすぎてすっ飛んで「おっとっと」と戻さないといけなかったりとデメリットのほうが多い。
だから、僕的には邪魔だと思ってます。ISO100と50使い分けてる人います?ブラインドテストで違い分かる人いますかね?
絞り値を変更せずにシャッター速度を落としたい場面に使えそうですが、そういった場面がかなり稀というのが結論です。
露出ダイヤルはどう考えても要らない
数ヶ月使ってみて「やっぱり、要らないよなぁ」という結論に落ち着きました。
特に、僕は写真撮影のみの使用で自然を撮影することが多いので、シャッタースピードは風の強さやシチュエーションで結構変わってくるので、AELで露出を固定してダイヤルで調節するってことも少ないんですよね。なので、僕にとっては本当に使用する場面が少ないです。
いつの間にか指が触れて変わってることすらあるし、どちらかというと邪魔だし、このスペースにカスタムボタンを2個ぐらい配置できるだろうと思ってしまいます。
ファインダーが見辛い
解像度は問題ないのですが、狭いので四隅が見辛い。
メガネなので余計にそうなのですが、裸眼で覗いてみても見づらいのでやはり見辛いです。
背面モニターの大きさと解像度が足りない
本体が小型であることと、価格を考えると仕方ないのですが、やはり現場でピントの確認や被写体のブレを確認する時に少し不便です。
帰って確認したら被写体ブレしていて「あー!シャッター速度早くしとけば良かったなぁ」とか後悔することがあります。
僕の経験不足が原因であることは間違い無いのですが、モニターが大きくて綺麗であれば初心者の頃のこういった失敗も減らせるのにと思います。
やはり、写真は一期一会なので「初心者」であろうと「失敗のない写真」を撮りたいものですから、確率が下がるに越したことはないです。
作品
全てLightroomでのレタッチ済みです。
とにかく作例を見てください。カメラ素人がこんなに撮れるのやばいっす。
レンズラインナップ
- Sigma 28-70 f2.8 DGDN
- Tamron 17-28 f2.8 Di Ⅲ RXDF
- Tamron 70-180 f2.8 Di Ⅲ VXD
- FE 50mm f1.8
作品投稿用のInstagramをやっているので良ければフォローしてくださいな。
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今回はSONY α7Ⅲを3ヶ月ガッツリ使ってみてレビューしてみました。気になったという方は、商品リンクから購入していただけると嬉しいです。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
▼今回レビューした「SONY α7Ⅲ」