どうも、あぎとろです。
今回はfinalmouseから2022年7月18日より発売されている右手用・左右対称のゲーミングマウス「finalmouse Starlight Pro TenZ」のレビューをしていきたいと思います。
- finalmouse Starlight Pro TenZ
- パッケージと内容物
- 付属品
- Starlight Pro TenZの外観
- 重量測定
- 各部の詳細
- 付属のグリップテープを使ってみる
- 握った感じ
- 定番の『Logicool G Pro X Superlight』との比較
- レビューしている僕のデータ
- 総評
finalmouse Starlight Pro TenZ
概要
商品仕様とスペック
製品名 | Starlight Pro TenZ - Medium |
メーカー・ブランド | finalmouse |
本体デザイン | 右手用、左右対称デザイン |
カラー | シルバー |
メインスイッチ | Kailh GM 8.0 |
センサー | Finalsensor |
DPI | 400 / 800 / 1600 / 3200 DPI |
ポーリングレート | 1000 Hz |
IPS | 450 |
リフトオフディスタンス | 0.8mm |
ボタン数 | 6(メイン×2、ホイールクリック、サイド×2、DPI変更ボタン) |
ケーブル | パラコードケーブル(2m) |
マウスソール | PTFE |
ソフトウェア | 無 |
長さ×幅×高さ | 115 × 59(グリップ幅:54mm) × 35 mm |
重量(実測値) | 46g |
接続方式 | USB2.0 / 3.0 |
LED | 無 |
保証 | 1年間無償保証 |
発売日 | 2022年7月18日 |
価格(ふもっふのおみせ) | 29,800円 |
パッケージと内容物
パッケージ




内容物
- finalmouse Starlight Pro TenZ Medium
- 充電用パラコードケーブル(USB A to Micro USB)
- 2.4GHzワイヤレスドングル
- サイドグリップテープ(1.2mm / 2.0mm / 2.5mm)
- 取扱説明書(兼保証書)
付属品
2.4GHzワイヤレスドングル



充電用パラコードケーブル


Starlight Pro TenZの外観
上面と底面


側面








重量測定
Mediumサイズの実測値は46g。Smallサイズは42g。
実測値はメーカー交渉の数値と殆ど誤差のない値になっています。
各部の詳細
メインボタン
メインボタンのマイクロスイッチにはKailh GM 8.0が採用されています。
押下圧は普通よりも少し重く、反発も強いです。メリハリのある感触でクリックを実感しやすいです。
BenQ ZOWIEやVaxeeのマウスに採用されているようなメインボタンに慣れていると、硬く感じる可能性が高いです。
全体で見ても中間の重さであるG Pro X Superlightと比較しても重めです。乗り換える場合は注意してください。
ホイール
ラバー部分にひっかかりはありませんが、指が滑るということはありません。
スクロールはスムーズで入力ごとに感触が僅かに伝わります。音は静かで殆どしません。
ホイールクリックの重さは普通で、ハッキリとしたクリック感があります。
サイドボタン
サイドボタンの配置はセンサーよりも少し前で、平均的なマウスよりも少し前側に配置されているようです。
クリック感は明瞭で、跳ね返りも良く押しやすいです。
ソール


ソールはPTFEで、小型のものが四隅に配置されています。滑りも良く引っかかりも感じないので問題ないかと思います。
ただし、大判ソールの摩擦抵抗に慣れている人は違和感があるかもしれません。
予備のソールは付属していません。マジ?
センサー / バッテリー性能


Mouse Testerによるセンサー精度の可視化


電源スイッチ
ビルドクオリティ
付属のグリップテープを使ってみる


グリップテープは1.2 / 2.0 / 2.5mmと3種類の厚さが付属しています。粘着力は強く、一度張り付けたら外して再利用はし辛いと思います。
筆者が購入したのはMediumサイズなので、一番薄い1.2mmのグリップテープがしっくりきました。
3種類の厚みのグリップテープが用意されているのは良いのですが、Pulser V2の様にサイドボタンに貼るグリップテープは用意されていないため、サイドボタンに厚めのグリップテープを貼ってしまうと、サイドボタンが埋まって操作性が低下します。
また、メインボタンや手のひらに当たるパーム部分のグリップテープも用意されていないので、価格の割にこんなもんか感は強いです。
握った感じ
Mediumサイズは基本的にはつまみ持ち、つかみ持ち向きの形状となっていますが、手の大きさや指の長さに寄っては、つまみ持ち、つかみ持ち、かぶせ持ちとどの持ち方にも可能性があると感じました。
TenZのような、手のひらの根本をマウスのお尻にくっつけて、マウス全体を覆うようにメインボタンの先に折り曲げた人差し指と中指を配置するというようなつかみ持ちがしたい場合はSmallサイズを購入するべきだと思います。
つまみ持ち


サイドボタンの下あたりからお尻に向けて少しずつ広がっているので、親指と薬指の配置はしやすいかと思います。
また、背もかなり平べったくなっているので、手のひらに干渉しずらく、指先でのコントロールを阻害しません。
つかみ持ち


普通につかみ持ちするとこんな感じになると思います。
マウスのお尻はいい感じに手のひらに収まり、親指はサイドボタン当たりに来る為アクセスは良いです。
かぶせ持ち


Mediumサイズならかぶせ持ちでも案外自然に持つことが出来ます。
手のひら全体を支えることは出来ませんが、薬指と小指も無理なく配置出来るためViper mini等小さく平べったい形状のマウスをかぶせ持ちするのが好きな人はアリかもしれません。
定番の『Logicool G Pro X Superlight』との比較


こうして比べてみると、Mediumサイズですらかなり大きさが違います。
46gのStarlight Pro TenZ Mediumに慣れてくると、62gのG Pro X Superlightが重く感じて来ます。
レビューしている僕のデータ
プレイしたゲーム
Apex Legends / Aim Lab / KovaaK 2.0です。
使用したマウスパッド
Gamesense Radar / Vaxee PA
手のスペック
総評
良いところ
- 実測値46gの超軽量
- Mediumならそこまで小さくなく色んな持ち方が出来る
- 高精度のセンサー
- メインボタン、サイドボタン、ホイールと無難な調整で使用感が良い
- 超長寿命バッテリーでストレスフリー
- サイドグリップテープは厚さを選べる
悪いところ
- 価格が高い
- バッテリー残量が確認できない
- グリップテープを付属するなら、メインボタン、サイドボタン、パームも付属して欲しかった
- 予備のソールも付属していない
まとめ
メインボタン・サイドボタン・ホイール・高精度なセンサー・超長寿命なバッテリー・実測46gの超軽量ボディ。
全体的に高スペックで形状に適正があればオススメ出来るゲーミングマウスです。しかし、ネックとなるのはやはり価格。
最近であればPulserあたりがV2やX等の超軽量かつお手頃価格のハイスペックなワイヤレスマウスを幾つか発売しているので、そちらを見てからでも良いのかなというのが正直な感想です。
今回はfinalmouse Starlight Pro TenZのレビューをしてみました。気になったという方は、商品リンクから購入していただけると嬉しいです。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。