どうも、あぎとろ(@agito0224)です。
今回はHyperXから2022年1月1日より発売されているゲーミングヘッドセットとスタンドアローンUSBコンデンサーマイクがセットになった「HyperX Streamer Starter Pack」のレビューをしていきたいと思います。
- 免責事項
- ファーストインプレッション
- HyperX SoloCastの単体レビュー記事
- パッケージと内容物
- Cloud Coreの外観と性能
- Cloud Coreの感想
- SoloCastの感想
- HyperX Streamer Starter Packの総評
免責事項
ファーストインプレッション
HyperX SoloCastの単体レビュー記事
Cloud Coreの製品仕様とスペック
製品名 | Cloud Core |
メーカー・ブランド | HyperX |
ヘッドホン | |
筐体メイン素材 | プラスチック、アルミニウム |
ドライバー | ネオジム磁石、ダイナミック53mm |
タイプ | サーカムオーラル、密閉型 |
周波数応答 | 15Hz~20kHz |
インピーダンス | 60Ω |
音圧レベル | 104dBSPL/mAW(1kHz時) |
重量 | 265g(マイクとケーブル除く) |
接続方式 | USB2.0 |
マイク | |
方式 | エレクトレットコンデンサーマイク |
極性パターン | 双指向性、ノイズキャンセリング |
周波数応答 | 50Hz~6.8kHz |
感度 | -20dBV(1V/Pa、1kHz時) |
価格 | 11,000円 |
パッケージと内容物
パッケージ
内容物
Cloud Core
- Cloud Core
- ノイズキャンセリングマイク
- 3.5mm PC 変換ケーブル
- 取扱説明書
- DTS Headphone:X アクティベーションコード
SoloCast
- SoloCast & スタンド
- USB Type-A to C ケーブル
- 取扱説明書
Cloud Coreの外観と性能
外観
デザインは非常にスタイリッシュ。カラーは黒がメインで、左右のハウジングに大きくHyperXのロゴが赤で入っています。
ハウジング
ハウジングはプラスチックですが、剛性に心配はなさそう。
53mmのドライバーが搭載されているので大きめの設計の様です。
イヤーパッド
厚めで触感の良いイヤーパッド。材質はレザーレット。
イヤーパッドは取り外し可能です。
ヘッドバンド
ヘッドバンドは広めで、厚みもあります。
低反発素材でつけ心地も良いです。
調節機能
伸ばすと、カチカチと感触がありその場所で固定することが可能です。
調節範囲は少し貧弱で、僕の頭のサイズでかなりギリギリでピッタリという感じでした。
頭の大きさを表現するのは難しいのですが、身長は178cmで頭の大きさは普通だと思うのですが…。
重量
マイクとケーブル除いて265gということで、ゲーミングヘッドセットとしては平均くらいの重さかと思います。
ビルドクオリティ
ビルドクオリティは高いです。メインのフレームにアルミニウムが採用されており、可動部分も剛性が高く壊れにくそうな印象を受けます。
エントリーモデルだけあって、ケーブルは取り外し不可なので、断線には十分注意したほうが良いです。
ヘッドホン音質
音質傾向は低音域を少し強調した仕上がりになっています。
音質自体は高音域・中音域・低音域共にクリアですが、少し籠もり気味に感じます。
ApexLegendsで使用しましたが、銃声・足音・定位等、正確に把握することが出来、ゲームプレイに支障はありませんでした。
マイク
エントリークラスに搭載されているマイクなので、正直「良い」という程ではないですが、ボイスチャットや通話をするだけなら問題ない品質は確保されています。
マイクをセット品のSoloCastに任せることを考えると、この部分は気にしなくて良いかも。
Cloud Coreの感想
Cloud CoreはCloudの付属品を簡略化したエントリーモデルのゲーミングヘッドセットです。
エントリーモデルとはいうものの、ヘッドホン本体はHyperXのメインストリームである製品Cloudのものです。まさに、CloudのCoreというわけです。
というわけで、7.1chデジタルサラウンドを必要としないのであれば全く遜色ないと言って良い製品となってます。
ヘッドバンド内部・スライダーと可動部分にアルミパーツが使用されている為、ビルドクオリティが高く使用していて安心感があります。
それでいて、ヘッドバンドパッドやイヤーパッドにもしっかりクッション性の高い低反発素材が採用されており、安っぽさは有りません。
ひとつ気になったのは、スライダーの調節可能幅が狭く頭が大きい人にはフィットしない可能性がある点です。
特に、縦に頭が大きい自覚のある人は実際に店頭で試着してからの購入をおすすめします。
横幅であれば、ヘッドバンドはある程度しなりますし、ハウジングも角度を変更できるのである程度までであれば対応可能だと思います。
音質ですが、この価格帯では音質は良い方だと感じました。
低音域が少し強調されている傾向があります。高音域、中音域、低音域とそこそこクリアに鳴らしてくれます。
ただし、これより高価なヘッドフォンを利用したことのある人からすると、僅かに籠もって聴こえるかもしれません。あくまでもエントリーモデルという印象です。
SoloCastの感想
SoloCastはプラグアンドプレイが可能なスタンドアローンのUSBコンデンサーマイクです。
詳細なレビューが見たい方は、実際に僕が購入して詳しくレビューした記事があるのでそちらを御覧ください。
ここでは、簡易的なレビューしかしませんが、今でもメインのマイクとして使用していますから、長期間利用して分かった良いところと悪いところを知ってもらえるかと思います。
このマイクは、この価格帯で購入可能なマイクの中では音質が良いです。高音域から低音域まで、声の深みを表現できます。
また、マイク上部に配置されているタッチミュートセンサーはワンタッチでミュート可能。ミュート状況もマイク前面部に配置されたLEDで視認出来るので使い勝手が良いです。
ボディは金属製でしっかりとした重みがあり頑丈で、安っぽさは全くもってありません。
気になる所は、いくつかあります。
ゲインの調節が出来ない、本体にショックマウントが搭載されていないので地面からの振動音を拾いやすい、イヤホンジャックが無いのでサイドトーンを聴けない。
欠点が多い様に見えますが、対策をし自分の用途に合致すれば、音質が良く使い勝手が良いマイクとして使用可能です。
振動音や操作音の混入については、Discord等のノイズキャンセリングが優秀なので、PCユーザーであればそれほど問題なく利用できます。PSユーザーも既にDiscordが実装されるとアナウンスされているので、そちらでもノイズキャンセリングが利用できれば、より快適に使用することができそうです。
「声が伝えられれば良い」という目的に対してはコストパフォーマンスはそれほど良く有りませんが、「声を高音質で伝えたい、収録したい」という目的に対してはコストパフォーマンスは高いと言えます。
ストリーマースターターと銘打ったセットになっているように、ストリーマーのようにコンテンツに品質を求めるユーザーに向けたマイクとしては十二分に活躍してくれます。
↓↓詳しいレビューはこちらの記事をどうぞ↓↓
HyperX Streamer Starter Packの総評
良い点
- ヘッドセットもマイクもクオリティが高く満足度が高い
- コンセプトが明確なのでプレゼントとして優秀
気になる点
- 値段的なアドバンテージは殆ど無い
今回はHyperX Streamer Starter Packのレビューをしてみました。気になったという方は、商品リンクから購入していただけると嬉しいです。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
▼今回レビューした「HyperX Streamer Starter Pack」