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i9-9900K&RTX2080tiで最強PC組んでみた~パーツ選び編~

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どうも、あぎとろです。

今回は「i9-9900K&RTX2080tiで最強PC組んでみた~パーツ選び編~」。「パーツ選び編」ということでPCの自作に使用するパーツの紹介とそれに至った経緯等を書いていきます。

実際に購入して使用したパーツを紹介するので、当時撮った写真を使用したいと思っています。2019年12月から2020年1月あたりに撮影したものなので、お見せしたい写真が足りないという事態もあるかと思いますがどうかご容赦ください。

 

前回の記事「i9-9900K&RTX2080tiで最強PC組んでみた~企画編~」の続きです。自作とBTOの違いやメリットデメリットなどを僕なりにまとめているので、宜しければ前回の記事から読んでいただけると今回の記事の内容にも入りやすいかもしれません。

↓前回の記事

agitorogadget.hatenablog.com

PCの自作に必要なパーツ

グラフィックボード

PCの映像処理能力を決定するパーツです。ゲームを高いクオリティで遊ぼうと思ったら高い性能を持つグラフィックボードが必要です。動画編集やエンコードの速度を上げる用途でも詰まれることが多いです。

▼「MSI GeForce RTX 2080 Ti GAMING X TRIO

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GEFORCEの現行のグラフィックボードの中でも最高峰の性能なのに加え、トリプルファンで冷却性能も高く動作が安定しています。流通数も多く情報取得もし易かったのも決め手の一つです。現状RTX 2080 Tiを選択するならマストバイの一つかと思います。

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ただ、長さが結構あるのでケース選びは気を付ける必要があります。ライティングも綺麗なのでケースのサイドパネルをガラスにする予定があるなら良い感じになります。

また、グラフィックボードはPCを構成するパーツの中で最も高額なパーツになりますので、安定している製品を選んだほうが良いというのが僕の考えです。特にRTX2070以降のスペックのグラフィックボードに関しては高負荷時の排熱が問題になってくるので、リファレンスのモデルよりファンの数を減らしたりして価格を抑えているモデルは出来るだけ選ばない事をお勧めしますPalitとかは特に。

CPU

CPUは人間に置き換えると「頭脳」です。性能が良いほどPCの全体的な処理能力が良くなります。intelとAMDから発売されています。

▼「INTEL インテル CPU Corei9-9900K

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僕が選んだのはインテルのこのモデル。当時最高峰のCPUです。といっても、ゲーム用途や一般的な用途では8コアなんて使い切れないので勿論オーバースペックです。また、AMDのCPUと比べると将来性も薄いです。

どうせCPU買い替えるなんて自作PCを「頻繁に」パーツを買い替える層しかしないことなので今後10年近くこのPCで持たせようという僕には関係のないことです。

CPUクーラー

CPUが発熱して性能低下を抑えるためのパーツです。CPUにヒートシンクと装着してファンでケースの外へ排熱する役割があります。

▼「NZXT Kraken X62

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一般的に流通しているCPUクーラーは「空冷」と呼ばれるものに対して、この製品は「水冷」に属するCPUクーラーです。

基本的にCPUクーラーはCPUにヒートシンクを当てて熱を伝達させ、ヒートシンクに移った熱を冷やすことで温度上昇を抑えます。

「空冷」と「水冷」の違いは、ヒートシンクの熱を下げる時に用いる手段が「空冷」は「空気」「水冷」は「水」であることです。

今回のPC自作で選んだCPU i9-9900Kが発熱量が多いので、水冷を選択しました。デスクの上に置く予定なのでファン音による騒音も考慮すれば良かったと思います。サイズは幾つかあるのですが、ケースのサイズを考えて選ぶ必要があります。

マザーボード

PCを構成する電子回路基板です。ここにCPUやグラフィックボードなどのPCを構成する全てのパーツをつなげる事でPCを動かすことが出来ます。人の体に例えるならば骨格です。

組み合わせるCPU・グラフィックボード・メモリ・ストレージによって対応するマザーボードを選ぶ必要があります。

▼「ASUS Intel® Z390 搭載 LGA1151対応 TUF Z390-PLUS GAMING 【ATX】

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このグレードでは流通量が多く情報収集が容易で動作も安定している為、安心して選べるマザーボードの一つです。また、説明書やBIOSも日本語に対応していてとても分かりやすかったです。

第9世代intel CPUに対応していて、M.2スロットが2か所あるATXサイズということでこの製品に決めました。

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デザインもカッコイイ。ヒートシンクやカバーも品質高くていい感じでした。

メモリ

メモリはPCにおいて「机」の役割を担うと表現されることが多いです。CPUが行う作業の速度や量はメモリの速度や容量に大きな影響を与えます。3Dゲーム用途ならば16GBの容量があれば十分であるとされています。配信や動画のエンコードなどの用途も考慮に入れるなら余裕をもって32GBもあれば使い切れない位でしょう。

▼「【G.skill】 F4-3200C16D-32GTZR 32GB (16GB×2) 永久保証

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選んだ理由としてはヒートシンクのデザインの良さと光ること、DDR4の規格の製品であることです。メモリは発熱の少ないパーツなのでヒートシンクは有っても無くても同じです。単なるデザインで決めました。値段を抑えるのであればヒートシンクやLEDが付いていないものでも全く問題ないと思います。

選ぶときに気を付けないといけないのは、選ぼうとしているメモリのDDR規格にマザーボードが対応しているかどうかです。対応していなければそもそも組み付けることが出来ないので必ず確認しましょう。

電源

PC全体に電力を供給するためのパーツです。コンセントから取った電力をマザーボード・グラフィックボード・ストレージに供給することでPCの動作に関係しています。

▼「Thermaltake TOUGHPOWER GRAND RGB -850W -NON DPS- 80+GOLD

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選んだ理由としては80PLUS GOLD認定を取得していること、ケーブルを着脱可能なプラグイン式を採用していることです。また、低負荷時にファンの回転を停止させることでアイドル時の騒音を抑えることが出来る昨日があることです。

この製品は650W/750W/850Wのものがあるのですが、今回組む構成ではおそらく750Wでも良かったかなと思いました。不安だったので850Wを選びました。

ストレージ

PCで扱うデータを保存する領域をストレージと言います。SSDとHDDの二種類があります。基本的にSSDは性能が高く高価格HDDは性能が低く低価格です。昨今ではSSDの容量・性能・価格のバランスも良くなり得られる恩恵に対してのコストパフォーマンスが高くなっているので絶対にSSDは積んだ方が良いです。特にOSやゲーム等読み込みが多いデータを保存するのにうってつけです。

▼「Crucial SSD M.2 1000GB P1シリーズ Type2280 PCIe3.0x4 NVMe 5年保証」×2

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僕が選んだのは省スペースで取り付けが簡単で配線の必要もない「M.2」タイプのSSDです。OS・その他ソフトウェア用ゲーム専用として1TBの容量のものを2枚購入しました。

8年前にPCを購入した時なんかはSSDは今よりずっと低速かつ容量も少なかったのに2倍以上の価格でした。今ではこんなに高性能な物が1万円前後で購入できることを考えると凄く進化しているなと思いました。

▼「Western Digital HDD 6TB WD Blue PC 3.5インチ 内蔵HDD WD60EZAZ-RT 【国内正規代理店品】

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ゲームの録画データや画像データ等の速度を要求しないデータを大量に保存する為に購入しました。PC組んでから6カ月近く経過して現在6TB中3.5TBを使用しているので、本当に購入して良かったと思っています。SSDだけだと絶対に容量足りませんでした。

OS

PCを利用するためにはほとんどの場合必須となるものです。

Windows10にはパッケージ版とDPS版(ほかにも2種ありますが割合)があり、それぞれメリットどデメリットがあります。

パッケージ版

USBが付いてきてMicrosoftのアカウントに紐づけすることで別のPCにインストールする際にも簡単に初回と2回目に認証を通すことが出来ることが最大のメリットです。また、DVDドライブが必要ないことも良い点です。

DSP版

大抵のBTOで選択できるDSPはマザーボードに紐づけられるので、別のPCにインストールした際の認証がユーザー側では初回しかできず、電話認証でしか行えない為少々手間が掛かることがデメリットです。メリットは価格が少し抑えられていること。

▼「Windows 10 Home 日本語版/May 2019 Update適用/パッケージ版

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Windows10 HOMEはパッケージ版とDSP版との差額がほとんどない為、2回目の認証も手間が掛からないパッケージ版を選びました。Proを選ばなかったのは「必要が無いから」です。Windows10では会社で管理機能にActive Directoryやグループポリシーを使用しないのであれば、HOMEで良いです。

ケース

マザーボードを初めとしたパーツを取り付けていく為のケースです。実に様々なものがあり、僕が自作をきめた一番のきっかけです。

▼「NZXT H510 Elite 前面+側面ガラスパネル RGB LED発光&ファン制御機能搭載 [ White & Black ] 

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もう一目ぼれしました。中身の写真を載せようと思ったのですが、なにしろ本体のほとんどがガラスで出来ているので反射してしまってイマイチ綺麗に写真を撮ることが出来なかったので箱の画像を載せています。メーカーさんのホームページとかでも見てほしいのですが、綺麗なスモークガラスを使っていて、中をにぎやかなLEDで装飾しても落ち着いた上品な感じに見える所が凄く気に入っています。

今回、僕が選択したのはホワイト&ブラックですが、レッド&ブラックやミニタワーや色々なバージョンが発売されている人気ケースですから、是非自分の好みのケースを見つけてみてください。

一応、良質なBTOメーカーであるArkさんではこれに近いNZXTのケースを扱っていたんですが、当時全く同じケースは扱っておらず、僕はどうしてもこれが良かったので妥協せずにこのケースで自作PCを組むことを決意しました。

 

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ケースには色々ありますが、ミドルタワーが一番無難で扱いやすいと思います。半面、明確な理由が無ければやめた方が良いと思うのはフルタワーで組むこと。思った以上に大きいし、めちゃくちゃ重いからです。デバイスを購入して裏に配線を回したい場合等、意外とPC本体を動かす場面って多いです。

 

パーツ選び編はこんな感じです。

次回からは組み立て編を書いていこうと思います。今まで通り結構ゆっくり目に書いていこうと思っているので、また気が向いたら見てくれたら有難いです。