どうも、あぎとろです。
今回はNinjutsoから2022年12月12日より発売されている右手用・左右対称のゲーミングマウス「Ninjutso Sora」のレビューをしていきたいと思います。
Ninjutso Sora
概要
商品仕様とスペック
製品名 | Sora |
メーカー・ブランド | Ninjutso |
本体デザイン | 右手用、左右対称デザイン |
カラー | ブラック、ホワイト |
メインスイッチ | Huano Pink Dot |
センサー | Pixart PAW3395 |
DPI | 50~26000 DPI |
ポーリングレート | 1000 Hz |
最大加速 / 最高速度 | 50G / 650IPS |
リフトオフディスタンス | 0.5mm |
ボタン数 | 6(メイン×2、ホイールクリック、サイド×2、DPI変更ボタン(裏面)) |
ケーブル | USB-C 充電用パラコードケーブル |
マウスソール | 100%PTFE |
ソフトウェア | 有 |
長さ×幅×高さ | 120.8 × 64.5mm(グリップ幅:59.8mm) × 37.3 mm |
重量(実測値) | 45±2g(47g) |
接続方式 | スナッピーファイヤーワイヤレス / USB2.0 / 3.0 |
バッテリー駆動時間 | 約70時間 |
LED | ボディ上面にインジケーター |
保証 | 1年間無償保証 |
発売日 | 2022年12月12日 |
価格(ふもっふのおみせ) | 12,990円 |
パッケージと内容物
パッケージ
内容物
- Ninjutso Sora
- 充電用パラコードケーブル(USB A to USB-C)
- ワイヤレスドングル
- 延長アダプター
- 交換用ソール
- 取扱説明書(兼保証書)
付属品
ワイヤレスドングル&延長アダプター
充電用パラコードケーブル
Ninjutso Soraの外観
上面と底面
側面
USB-C充電にも対応
重量測定
実測値は47g。公称値45±2に収まっています。
ボディにハニカム構造が採用されていない中型サイズのワイヤレスゲーミングマウスとしては最軽量クラスです。実に驚異的。
各部の詳細
メインボタン
メインボタンのマイクロスイッチにはHuano Pink Dotが採用されています。クリック耐久1000万回。
最近のゲーミングマウスに搭載されているKailh 8.0等と比べるとクリック耐久は劣るものの、普通に使ってると1000万回は消費しないと思います。
押下圧は軽めですが、反発は強いです。クリック自体はし易いですが、ホールドは若干力を使います。
相変わらず、BenQ ZOWIEやVaxeeのマウスに採用されているようなメインボタンに慣れていると、硬く感じる可能性が高いです。
ホイール
ラバー部分にわずかに溝が掘られており、指の掛かりは良いです。
スクロールはスムーズで入力ごとに感触が僅かに伝わります。静音性に優れており、音は小さめで素早く回すと低く「ジッ」と音がします。
ホイールクリックの重さは普通で、ハッキリとしたクリック感があります。
サイドボタン
サイドボタンの配置はセンサーよりも少し前で、平均的なマウスよりも少し前側に配置されているようです。
クリック感は明瞭で押しやすいです。
ソール
ソールは100%PTFEで、小型のものが四隅とセンサー周りに配置されています。滑りも良く引っかかりも感じないので操作に違和感は無いです。
予備のソールは大判となっていて、張り替えるとこんな感じになります。
好みに合わせて張り替える事ができます。僕はこっちのが好きですね。
センサー / バッテリー性能
Mouse Testerによるセンサー精度の可視化
xSun
ビルドクオリティ
コーティングはサラッとしていて、グリップはまぁまぁといったところ。
堅牢性は軽量化の影響か、握り込んだりすると少し軋みますが、普通に使う分には全く問題ない強度があります。
専用ソフトウェア
ダウンロードページ:https://ninjutso.com/pages/download
キー割当、マクロ作成、バッテリー管理、プロファイル保存、DPI設定、ポーリングレート、リフトオフディスタンス、パワーマネジメント、デバウンスタイム、Windowsのマウス設定画面遷移と、ゲーミングマウスの設定として必要な項目は全て抑えているんじゃないでしょうか。
DPI設定は4つのメモリーにそれぞれ好きなDPIを50-26000の間で設定して保存することが出来ます。
ポーリングレートは初期値で500Hzとなっているので必要であれば1000Hzにしておきましょう。
リフトオフディスタンスの設定は初期値で1mmとなっているので、特に弄る必要は無いです。
デバウンスタイムも初期値は12msなので必要であれば調節しても良いかもしれません。
握った感じ
僕がレビューしたことがあるマウスの中では「XM1」に近い形状だと感じました。上から見た時にボディの後ろに行くに従って少し膨らみがあり、手のひらでの収まりが良い形状になっています。「XM1」と違うのはグリップ部分が細くなっていて、親指と薬指・小指で挟み込む時に保持性が上がっている点と、メインボタンがセパレートタイプ(ボディとメインボタンが分離している)となっていて、薬指を伸ばす余地がある点の2点でしょうか。
総合的に見て、つかみ持ち向きの形状となっています。
つまみ持ち
中型以上のマウスであること、マウスの中央から後端に向かって膨らんでいること、サイドボタンはセンサーのやや前側に配置されていること、これらが相まって、指先でのコントロール時に手のひらに当たり、サイドボタンにアクセスし辛く、つまみ持ちには向いていません。
つかみ持ち
マウスの後端が膨らんでおり、いい感じに手のひらに収まります。親指はサイドボタン当たりに来る為アクセスがし易いです。
つかみ持ちに向いています。
かぶせ持ち
手の大きささえ合えば、十分にかぶせ持ちをすることが出来ます。
手の平のフィット感も良好で、メインボタンもセパレートタイプになっていて薬指を伸ばしてもクリックに干渉することがありません。
ポートレート
レビューしている僕のデータ
プレイしたゲーム
Apex Legends / Aim Lab / KovaaK 2.0です。
使用したマウスパッド
Fnatic Dash L / Vaxee PA
手のスペック
総評
良いところ
- 中サイズのマウスでありながら実測値47gの超軽量
- ボディにハニカム構造(穴あき)が採用されていない
- 高速・高精度のセンサー
- メインボタン、サイドボタン、ホイールと無難な調整で使用感が良い
- 長寿命バッテリーでストレスフリー
- 2タイプのソールから選べる
悪いところ
- つまみ持ちするには大きすぎる
まとめ
メインボタン・サイドボタン・ホイール・高精度かつ高速なセンサー・長寿命なバッテリー・実測47gのハニカム構造ではない超軽量ボディ。
つかみ持ち向けの超軽量ゲーミングマウスを探しているのであればマストバイの一つだと思います。
特に、非ハニカム構造なのにこの軽さとビルドクオリティを実現している点は驚異的と言わざるを得ません。非常にオススメできるゲーミングマウスです。
今回はNinjutso Soraのレビューをしてみました。気になったという方は、商品リンクから購入していただけると嬉しいです。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。